第四章 ページ26
フレイアside
ライブ会場となる惑星ランドールを目前に皆が最後のミーティングをしていると突然美雲さんが私とAに質問を投げ掛けてきた
美「フレイア、A、貴方達はどんな想いで歌うの?」
フ「どんなって……」
今まで私が歌うのにどんな想いもなかった。ただただ歌っていた。でもそれだけじゃダメだってことなのかな……
考えていると右隣にいたAが真っ先に凛とした声で答えた
貴「私は宇宙の星のために、人々のために、ワルキューレのためにそして、今どこかに必ずいる兄さんのためを想って歌います」
カ「A……」
Aの事情を知っているカナメさんは微笑んだ
マ「じゃあくもくもはどんな想いで歌うの?」
残る私が返事に困っていると左隣にいたマキナさんが助け船を出してくれた
美「そうね。今日私を満足させられたら教えてあげる」
美雲さんは何も答えられなかった私を見据えて言った
美「できなければあなたはワルキューレに必要ない」
厳しい言葉だけれど私もそれなりの覚悟をもってワルキューレに入った。絶対頑張る!
カ「さ、話はもういい?じゃあいくわよ!」
切り替えるようにカナメさんが言うと皆、右手の中指と薬指を交差させ真ん中につきだした
マ「銀河のために!」
レ「誰かのために!」
フ「今私達!」
カ「瞬間完全燃焼!」
美「命懸けで楽しんじゃえ!」
貴「GO!」
全「ワルキューレ!!!!!!」
ハ「ほんと……いい感じ!」
皆は開いたドアの前に立つと次々と歓声の聞こえる真下の会場へと飛び降りていく
レ「歌は愛!」
マ「歌は希望!」
カ「歌は命!」
美「歌は神秘!」
私が縁に捕まりとてつもない高さから飛び降りるのを戸惑っていると後ろから誰かが肩を叩いてきた
フ「!A……」
振り向くとAは励ますようにウィンクをして勢いよく飛び降り青色の光に包まれた
フ「うん!飛べば飛べる飛べば飛べる飛べば飛べる飛べば………」
Aに励まされ私も覚悟を決めて目をつぶり思いっきり飛び出した
フ「ゴリゴリ〜〜〜〜!」
途端に皆と同じように私の体はオレンジ色の光に包まれた
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リマ(プロフ) - レッドテールさん» この作品を参考にして作品を書いてもよろしいでしょうか? 感動するの作品なので・・・ (2018年10月12日 17時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - マタタビさんコメントありがとうございます!この作品を好きだって言ってくれてとっても嬉しいです!夏休みに入ったので頑張って更新していきます!これからもよろしくお願いします! (2017年7月21日 11時) (レス) id: 1fd051a143 (このIDを非表示/違反報告)
マタタビ - こんばんはー!マタタビです!私この作品好きです!頑張ってください! (2017年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 4efe3cb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - 待ってましたー! (2016年7月26日 20時) (レス) id: d437bf2317 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - やっと更新出来るようになりました!長い間お待たせしてすみません!これから頑張ってアニメに追い付こうと思います!期待に添えるよう頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (2016年7月25日 14時) (レス) id: 083304ccc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レッドテール | 作成日時:2016年5月6日 17時