直視できない ページ9
サンジ「A！」
サンジが見たのはAが糸をうけた光景
自分を庇って、攻撃をうけた
『...』
Aはそのまま崩れ落ち、船へ落下する
チョッパー「A！」
船へ落下したAの元へ駆け寄った4人
ブルック「Aさん」
『...って』
右目を抑えてAは起き上がった
『あの馬鹿..』
上を見上げるとサンジがドフラミンゴと戦っていた
ナミ「A」
『！』
いきなり目の前にナミの顔があった
どうやら自分の頭を抑えて覗き込んでいるらしい
『...どうした』
ナミ「怪我してるし、血も出てる」
『あぁ...わかってる』
ため息をついてナミの手を払う
『何も心配ないから』
ナミ「嘘」
真っ直ぐ目を見て、俺の嘘を見抜いたナミにAは息をのむ
ナミ「足りないでしょ」
『...ナミ、あまり俺に絡むな。大丈夫だから』
こいつ..こんなに真っ直ぐ見てくる奴だったか
見てられなくて目を逸らす
ナミ「大丈夫じゃないでしょ」
『...』
なのに、ナミはそれを許さない
諦めてもう一度見ると、ナミは目元が赤かった
『...わかったよ。たしかにキツい..足りない.....けどもう献血用の血は無いらしい。だろ、チョッパー』
ナミの横に居るチョッパーに目を移す
チョッパー「あぁ」
『だからどうも出来ないんだ。わかったら離れてくれ.....サンジを助けないと』
サンジ「誰を助けるって」
サンジはタバコをくわえてこちらに歩いて来てた
空を見るとドフラミンゴは居ない
追い返したのか..
『...はぁ』
サンジ「Aがどうしたんだ？ナミさん」
ナミ「ううん、なんでも無い」
ナミは笑顔を作ってサンジを振り返った
俺が逃げないように、手を握っている
『...』
今すぐ飛べるけど、俺はそのまま動かない
しばらくサンジはナミと話して、それからモモの助とブルック、チョッパーを連れてキッチンへ消えた
ナミ「...」
『...お前も行けよ』
ナミ「ダメ」
『はぁ..何？俺が心配？...お前らに心配されるほど、落ちぶれちゃいないけどな』
ナミ「心配しちゃダメなの？」
『違うわ』
あぁ..頼むから1人にしてくれよ
ナミは俺をガン見していて、直視出来ない
どうしてだ....今までそんな事なかった
『ナミ、本当に大丈夫だから、お前もサンジ達のところに』
ナミ「飲んで」
『は！？』
ナミ「A、今までより顔色悪いの..無理しすぎよ」
『待て待て。俺は元気だ、な？大丈夫』
ナミの前に両手を振るが、ナミは納得しなかった
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風船ガム - マルさん» お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。ちょくちょくですが、更新再開します (2022年9月19日 0時) (
レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
マル - とても面白いのに更新されてないの寂しいです。 (2019年5月3日 18時) (レス) id: 067a9e90af (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - アンケートご協力ありがとうございます！2が7票、1が一票、3が一票で......2にしたいと思います！！ご協力頂いた方々、ありがとうございました！ (2017年10月30日 19時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
KoKoryu - 2で！ (2017年10月23日 0時) (レス) id: 56ca561396 (このIDを非表示/違反報告)
☆★☆★☆ - アンケートの答えは2でよろしくお願いします。 (2017年10月7日 16時) (レス) id: 08f2b5cf74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2017年8月11日 13時
