麦わらの一味の守護神2

百信じるのは愚かな事なんだ ページ21

「「え〜〜〜っ！！？」」

『うるせぇよ』

ルフィ達は全員、今更プリンの正体に気づく

プリン「サンジさんの仲間！？ウソでしょ...！？でもよく見たら見た事ある顔“麦わらのルフィ”！！ママの傘下にも入ってないあなた達がどうやってタルトの検問を通過したの！？なぜここへ来たの！？こ...殺されちゃうわよ！？ここはもうママのナワバリで...ママはとても怖い海賊！！でも知ってる！！あなた達も怖い海賊！！」

プリンは俺達に向かってナイフを突き出す

ナミ「待って！落ち着いて！！乱暴しないから！！」

ナミがプリンをたしなめるが、ペドロがプリンの首筋に剣を当てる

ナミ「乱暴すなァ！ペドロ！！」

『いい、殺れ』

俺が言うと、ナミは驚いてこちらを振り向く

ナミ「Aまで何言ってるの！プリンは助けてくれたのよ！」

『何言ってんのはこっちのセリフだ、ナミ、助けてくれたのは感謝してる。けどな、何故そいつを百信じる？』

ナミ「だって」

『いい顔してるからか、あぁ？甘い考え捨てろ。いいか、ペドロの行動は一番正しいんだ、それにそいつはクソババアの娘だろ、告げ口されたらどうするつもりなんだ』

ナミ「そうだけど！プリンだって母親が怖いって言ってるのに」

『だから、何でその言葉を信じるんだ』

ナミは返答に詰まる

『その言葉を信じて...そいつを離せばお前らが狙われるかもしれないんだぞ..キツい言い方して悪いって思う。けど、俺はお前らの為に言ってるんだ』

ナミ「...」

ルフィ「ダメだ！離せ！」

ルフィがペドロをプリンから離す

『ルフィ！』

ルフィ「いいんだ！プリンはいい奴だ！！」

ルフィは俺の言う事を聞かず、プリンを離した
で、また話を始める

もう知らねぇ

俺は黙って聞いていたら、プリンは何か書き始めた

プリン「このルートを通って来て。これは私達兄弟しか知らない、ママの目を盗める唯一の航路」

どうやらサンジの居場所らしい

プリン「明日ホールケーキアイランドの南西の海岸で会いましょう！私、必ずそこにサンジさんを連れて行くわ」

ナミ「いいの！？ビッグ・マムから罰を受けない！？」

『嘘なら俺は躊躇なくお前を殺すからな』

一睨みすると、プリンは苦笑した

ルフィ「A！！お前なぁ！ここまでしてくれたんだぞ！」

『うるせぇ！てめぇは疑う事を学べ！！』

騒ぐルフィを一喝して黙らせる

その時、扉が叩かれた
俺達は船へ戻ったが

ペコムズの姿は無かった

怪しい森→←信用はねぇよ

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