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チョッパー「なぁ、A」
治療した道具を片付けながらAに聞く
Aはコートを羽織ってチョッパーを見た
チョッパー「ナミ、泣いてたぞ」
『ん..知ってるよ』
チョッパー「いいのか？謝らないで」
心配そうに見上げるチョッパーの口にポケットから出して封を開けた飴を突っ込む
チョッパー「！？......苺だ！」
『美味いだろ』
ニカッと笑ってチョッパーの頭を撫でるA
チョッパーは笑ったが思い出したように叫んだ
チョッパー「って！違うよ！！早く謝れよ！」
『..なんか、今はアイツを見れない』
チョッパーから手を離してAは扉を開ける
『心配かけたら謝るよ。けど、心配するな』
チョッパーは出ていくAの後ろ姿をしばらく見つめていた
『めんどくせぇな』
Aは医務室から出て後甲板に居た
手摺に座り海を眺める、右手にはミカンが上下していた
『あそこで泣くかよ...』
パシッとミカンを掴み、皮を剥いて食べる
『酸っぱ、まだ熟れてねぇか』
けど実際、味はあまりわからない
どうでもいいか
残りのミカンを口に放り込み、手摺から降りた
『仕事だ』
Aの目線の先には一隻の海軍船
『..よし、俺から行こう』
空へ飛び上がり、Aは海軍船へ乗り込んだ
Aが軍艦に降りると海軍が取り囲むように現れる
『時間ないからちゃっちゃと終わらせるか』
地面に両手をつき、何か唱えるとたちまち風が巻き起こった
海軍「うわあああ！？」
そして海軍が次々と海へ落とされる
『...んー』
ひとつ伸びをして誰も居なくなった軍艦を見渡す
『張り合いないねぇ』
飛び上がって、サニー号へ戻る
甲板に着地すると思い思いの事をしていた奴らがこっちを向いた
モモの助「お、お主..空を飛べるのか！」
モモの助がキラキラした顔でこっちに寄るから
頭を撫でて飴をやる
『チョッパー、モモの助と遊んでやれ』
チョッパー「えぇ！？」
それだけ言って、俺はナミが居るであろうキッチンへ
サンジ「Aか..なんか食いたいものあるか」
『いや、いい』
料理を作りながら振り返るサンジに片手をあげて、俺はテーブルに座ってるナミの横に行く
『ナミ、さっきは悪かったな』
軽く頭をポンポンとしてやると、ナミは微笑んだ
ナミ「別にいいわよ。私もごめんなさい」
『いんや？お前は悪くねぇよ』
俺はナミに笑ってやって、飴をやる
ナミ「Aって何時でも飴よね」
『必需品って奴だな..昔から持ち歩いてるもんだ』
ローが泣いた時これやると泣き止んでたからな
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風船ガム - マルさん» お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。ちょくちょくですが、更新再開します (2022年9月19日 0時) (
レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
マル - とても面白いのに更新されてないの寂しいです。 (2019年5月3日 18時) (レス) id: 067a9e90af (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - アンケートご協力ありがとうございます！2が7票、1が一票、3が一票で......2にしたいと思います！！ご協力頂いた方々、ありがとうございました！ (2017年10月30日 19時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
KoKoryu - 2で！ (2017年10月23日 0時) (レス) id: 56ca561396 (このIDを非表示/違反報告)
☆★☆★☆ - アンケートの答えは2でよろしくお願いします。 (2017年10月7日 16時) (レス) id: 08f2b5cf74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2017年8月11日 13時
