鬼兵隊観察方による観察日記

１１日目 ページ15

霞said

どうも、、皆さん…(ｾﾞｪｾﾞｪ
晋助に鬼の形相で追いかけられてました…(ｾﾞｪｾﾞｪ

なんちゃって！これ位はどうってことないんです！！なんたって観察方、つまりは忍び故に体力はあるんですよね〜。

私のことはもうどうでも良くて、これから果物を持ってまた子ちゃんのお見舞いに行こうと思います！

ーーー
来島said

怪我をしたからと救護室でお泊まりな私…正直、暇っす。霞ねぇにも会えないし、、し、晋助様にも会えないし……。

暇でたまらなくていつもはしない読書なんてしてた。


(コンコン

「また子ちゃん？起きてる？？」


突然のノックに続く声はさっき会いたいと思っていた霞ねぇだった。


「霞ねぇ？起きてるっすよ！！入ってくださいっす！！」


私が返事をすれば扉を開けて入ってくる霞ねぇ。その手には美味しそうな果物がたくさん…！


貴「お見舞いに来たよ、果物なんて在り来りなものしか思いつかなかったけど…(苦笑)」


そう言ってベットの横の小机に果物を置いてくれる。


来「いいんすよ！ありがとう、霞ねぇ！」


嬉しさで顔が綻ぶ。多分すごい笑顔だと思う…w

一瞬霞ねぇの顔が赤く染まったと思ったら、いきなり拳で椅子を叩く。


来「え、、霞ねぇ？！」

貴「…(微笑む)大丈夫よ、気にしないで！」


パッと普段の霞ねぇに戻る。…何だったんだろ、さっきの…(汗)

霞ねぇも普通だし、気にするのも無駄な気がする。
ということで自分の普段通りにした。

しばらく霞ねぇと2人で女子トークみたいな事をしていたら、突然霞ねぇが扉の外を見やった。


来「？霞ねぇ？？」

貴「そろそろ来るか。…また子ちゃん、そろそろ戻るわね、安静にしてるのよ！またね！」


いきなり帰り支度をすると何故か、、屋根に登って帰っていった。
呆然と天井を見ていたら、


(コンコン

「き、来島。入るぞ。」


またもやノック音がして入ってきたのは晋助様だった…///


来「し、晋助様！あ、ありがとうっす…///」


思わず赤面してしまう…あぁぁ、恥ずかしい///

ふと目に付いたのは霞ねぇと同じ果物。


来「ふふっ…晋助様、その果物霞ねぇと全く同じっすよ」

高「なに？マジか…。すまん、あいつが先に来てたとは。」

来「長年一緒にいるんだから、思考回路が似たのかもしれないっすね！」

高「…これからは来島と一緒にいる方が長いと思う(ﾎﾞｿｯ)」


…そ、それは反則っす/////

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