【実話】姿の見えない君は病に侵されている

五話 ページ5

＿＿とまぁ、若干引き伸ばして来たがここから先は僕の推測でしかない

それでもよければ、ぜひその時の僕の頭の中を覗いてほしい↓




＿＿まず、考えたのは彼等が何かしらの障害があること




こう考えたのには彼等の一人称などからだ


神経などに障害があるのなら一人称がしょっちゅう変わることも、口調が定まらない事も頷ける


それに兄妹など、血がつながってると同じような障害をもって産まれて来る子も少なくないらしい。
…らしい。(断言はしない)


これは今言ったとおり推測でしかない。だが、どうしても僕にはこれしか考えられないのだ





ちなみに…僕はこの事を他の子に話そうとはしなかったし、話す気すら一切なかった


それは、ある事を恐れていたからだ、




もし、もしこの話をしてみたとして、当たっていたとしよう


そしたら青狸と辰狸が辛い記憶を思い出してしまう可能性がある



というのも、実は精神系の障害はイジ メや家庭内暴力、友達からの裏切りなど、生まれつきではなく、ある事がきっかけにより、障害を持ってしまうことが少なくない


事実、僕の身の回り、と言っても親戚なのだが、そういう人がいるのだ


その人はある時先生の一言によってクラスからの酷いイ ジメが始まった。


元から精神は弱い方だったため、すぐに精神系の障害を持ってしまい、大人になっても障害はまだ持ってる



ひどい時なんて僕の事を見ただけで過呼吸になりかけた。
どうやら僕の姿を見て、幼少期を思い出してしまったらしい


(この時僕は拒絶されてるように思ってしまい、泣いてしまったのは内緒)

あと金平ごぼうの話をしていた時にどう繋がったのかわからないがそれが原因で発作を起こしたこともある…






とまぁ…話しは少しずれたが、このように些細な事から辛い記憶がフラッシュバックする事など、自分が一番わかってるんだ



こんな事…言い出せるわけが無いだろう



それに………









.









.








.








,







.






.







これは最初にも言ったが推測、だ

外れた時恥ずかしいに決まってるだろう

六話→←四話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す