検索窓
今日:29 hit、昨日:37 hit、合計:164,998 hit

七十七訓 ミツバ篇 ページ29




「さっさとしろ!」


『あと五分待っとって!』



今日は銀時に家の家具やら服の

買い物に付き合ってもらう


以前銀時が記憶喪失になったときに

約束していた分を

今日の非番にしてもらったのだ (壱・四十二訓参照)




『終わったよーはよ行こ。』


「誰を待ってたと思ってい″だだだだ!!」

『なんか言ったー?』


「ナニモイッテマセン。」



思わず耳を抓ってしまった


まぁしょうがない

















二時間後








『次はー、』


「待てコラ!!

テメェ俺を荷物持ちにしやがって!!」


『荷物持ち?なん言いよっとさ。

うちは銀時を荷物持ちにした覚えはなかよ。


ただ召使いにしただけやん。』


「ほぼ一緒の意味じゃねェか!!」



その後もぶつくさ文句を言うが

なんだかんだ言って荷物は持ってくれる



途中銀時が甘いものを食べたいと言い出した為

近くのファミレスに入った




「何食おっかな〜」


『一個だけやけんね。それ以外は自分で払えよ。』


「ケチくせぇな。」


『どこがやって。』



席へ座るとメニューを開いたかと思えば

「厠行ってくるわ。」

と言って店の奥へと入って行った



銀時が厠に行っている間にうちはメニューを開く




まぁ選ぶのは


『すいません。きな粉のわらび餅下さい。』


きな粉が入ってるものに決まってる



きな粉しか勝たんやろ


というか、和菓子しか勝たん



運ばれてきたわらび餅を食べていると

銀時が帰ってき



…………ん?



銀時と何故か沖田くん


そして見たことない女性



『沖田くんなんでここに?

あと、そちらの女性は…?』


姉上(・・)!こちら、医者の九条Aさんです!」



…………ん?



「こんにちは。そーちゃんの姉のミツバです。

いつも()がお世話になってます。」


『えっ、あ、医者の九条Aです。

こ、こちらこそお世話になってます。』


「姉上の病気だって

Aさんならきっと治してくれますよ!」


「ふふっ、ならお願いしてみようかしら。」




…………うん 状況は把握した


つまり沖田くんとミツバさんは姉弟


そこは理解できた



しかしその沖田くんに耳と尻尾が生えたように

見えるのは気のせいかな……



沖田くんって無気力って感じで

いつもドSなイメージしかないけとけど


二重人格?って言うくらいには変わってる気がする




いや、まじ誰だよ

七十八訓→←七十六訓 雪祭り篇



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (108 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
392人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 原作沿い , 逆ハー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時:2021年2月7日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。