【銀魂】元攘夷志士司令官は幕府専属医師

六訓 ページ7

・


と、思っていたのに…………、



『大丈夫です？近藤さん』



「ああ、すまない九条先生」



『大丈夫ですよ、こいがうちの仕事ですから。


傷口は浅かし、急所は外れとるけん大丈夫ですよ。

弾丸も摘出したし。』



なんか、カエルを護衛していたら狙撃されたらしい



今はそのカエルの家で治療中




『この薬飲んで休んどってくださいね。

痛み止めってやつです。


あと、痛みがひいたら

この塗り薬塗っといてください。


うちは土方さんに容態を言ってくるので。』




はぁ………………。



あのＶ字ハゲとは喋りたくないんよなー



昨日の事もあるし、さっきちょっと顔を会わせたけど

お互い睨み合って来た所やし




そうこう考えていればＶ字ハゲこと土方さんがいた



『ぶい……土方さん、

近藤さん命に別状はないですよ。』



「おい、てめぇ今Ｖ字ハゲって言おうとしただろ。

…………そうか。」




お礼言えよ



お前の大将助けたんだぞ




毒でも盛って薬飲ませてやろうかな




『今寝てますから静かにしとってくださいね。

今日中に痛みは引くと思うんで。

あ、傷は流石に治らないですよ？


じゃ、うちはこれで帰りますんで。』








土「おい、闇医者。」



『なっ……！や、闇……！？』



土「屈辱的だが………………………ありがとな。」



『最初の一言余計。』



土「ちっ、さっさと帰りやがれ。」



『言われなくても帰りますぅ。』



















土方さんってアイツ(・・・)に似とるなぁ


だけんかな、


さっきからこがんムカつくとは

七訓→←五訓

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す