【銀魂】元攘夷志士司令官は幕府専属医師

四十六訓 ページ47

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『どこ…ここ。』


自分の方向音痴さを忘れていて

道に迷ってしまった


やばいやばい!! どげんしよ！？


『道に迷っちゃって〜』


とか言いながら江戸城に戻るのはくっそ恥ずい。



「お！居たァァァァァ!!」


『え？』



急な大声にビックリして後ろを振り向くと

デカい可愛い犬に跨る銀時が

猛スピードで此方に向かってくる



『えっ！？ちょっ、な』

「ちょっとお前一緒来い!!」


『はぁ！？って、え、ちょっと!!』



犬乗ったままの銀時に腕を引っ張られて

鯉のぼり状態になっている



『ギャァァァァァ!!』



______________________


土方side



謎の生物によってターミナルが壊されていく


てか、あの謎の生物って

銀行のときのえいりあんじゃね？


まぁそんなことはどっちでも良いのだが←


流石の俺たちでさえも手出しすることができない


さっき近藤さんがえいりあんの母親振りをして

交渉してみたがダメだった(そりゃそうだろ)


お父さんの話題も出したってのに……ﾁｯ←



俺もパトカーで逃げようと

アクセルを踏もうとした瞬間


《逃げまどう人々を押し切って何かがこちらへ…》


「ん？」


《アレは……犬？……老人？》



「！？」



《……いや、侍！？》



「旦那ァ！？…と、Aさん！？」


「お前ら、何……！？」


そこには憎たらしい万事屋の野郎と闇医者

そして、万事屋の犬が居た



万事屋の野郎はテレビを見つけるなり

″えいりあんVSやくざ″の番宣をする


闇医者も野郎の後ろで犬にしっかり跨っている



《なんだァァァァァ!! あの謎の二人組はァァ！？》




俺も気になってパトカーから出る



『いやぁ、まさか定春くんとの初散歩が

こがん汚かとこになるとはなぁ』


「良いじゃねぇか別に、なァ定春？

今日はどこでクソたれようがじゃれようが自由だよ」



『今度散歩するときはもっときれか道ば行こうね』








「いくぜェェェェ!!!!」



































バグンッ








「あり？」








ゴクンッ





…………飲み込まれたぁぁぁぁ




あんだけカッコつけて飲み込まれたァァァァ!!





てか、アイツなんで野郎と一緒に居んだ？



あんな中行った所でただの医者に何が出来んだ。




柄にもなく俺はあのクソ女の心配をしていた気がする

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