【銀魂】元攘夷志士司令官は幕府専属医師

四十五訓 ページ46

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その後も少し話をしていたが

うちも真選組の人達も仕事があるため

すぐに別れた



松平さんの所に戻ったときにはもう午後七時


そりゃもう銃口向けられ発砲されで

逃げるの大変やったわ←(自業自得)




そして家に帰宅してだらけていたとき



『親子…………かぁ……………。』



″親子″と聞くとどうしても

自分の両親のことを考えてしまう


自分には両親と居た頃の記憶がない


また、自分に兄妹がいるかも分からない


いつの間にか一人刀を握って戦場にいた


そして、いつの間にか松陽先生に拾われていた



『一度で良いけん…………親の顔見てみたいなぁ』



そんなことを考えていれば

いつの間にかうちの意識はなくなっていった(寝た)


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翌日


《えー、皆さん見えますでしょうか？

謎の生物によって

現在一隻の船がターミナル内で事故を起こし

機体の一部が壁面からつき出た状態です!!》


偶然テレビをつけたら

ターミナルで事件が起きていた



『うわっ…………物騒やなぁ』


「皆さん大丈夫何でしょうか…………。」


『まぁ真選組がどうにかしてくれますよ』←(他人事)


「…………そうですね」



それでも不安そうな顔をする姫様


まぁうちも少し不安だ


真選組ちゃんと働くかな？←(他人事＆失礼)



《ん……アレ…………ちょっ……人影？》



うちも姫様も反射的にテレビへ振り向く



《人が！……えっ！？女の子！？

なっ…なんということでしょう少女が!!

一人の少女が船の甲板で謎の生物を相手に

アレは戦っているんですか！？》



『神楽ちゃん！？』


「な、なんで、神楽ちゃんが……！？」

『姫様っ！？』



倒れそうになった姫様をギリギリの所で受け止める


「……す、すみません……。すぐ起きますね。」


『大丈夫ですよ、少し横になってて下さい』



通りがかったじいやさんに姫様を頼んで

すぐに出かける準備をする



『ちょっとターミナルまで行ってきますね』


「えっ、く、九条殿！？」


「Aさん……、」


『大丈夫ですよ。

ちょっと出張してくるだけですから

それに、″コレ″もありますし』



「「！！」」



『じゃ、行ってきますね』



うちは久々に荷物の中から出した″それ″を

自分の腰に下げて急いでターミナルへ向かった

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