三十九訓 ページ40
・
あれから一週間が経つが
銀時が帰ってきたという知らせは届かない
『………あのバカなんしよっとさまじで。』
二人とも凄く落ち込んでいた
だからと言ってうちは何も言えんやったとけど……
『あ、ここやな』
珍しく迷わず来れた
いや、褒めて?まじで。超レアなんよ?
あ、うちが来たのはマムシ工場?だ
またもあのニコチン野郎に呼ばれたからなんやけど
(卵焼きのせいで)記憶喪失になった
近藤さんの容態を診て欲しいと言われたからだ
てか、近藤さん記憶喪失なって工場で働いとったん?
一緒に銀時もおったりせんかな
『おーい。来ましたよー……って、何この状況』
「あ、Aさん。
あの大砲で今こんな状況になったんでさァ」
『だけんさっきデカい音したとね』
「てめぇはなんでそう呑気な顔してんだよ」
『ねね、近藤さんと一緒に
銀髪の天パの男おらんかった?』
「無視か!」
「それって旦那のことですかィ?」
『旦那?』
「ほら、そこにいる」
そう言って沖田くんが指さした先を見る
『あ!い…新八くんと神楽ちゃん?』
「江戸が焼けようが煮られようが
知ったこっちゃないネ」
「でもこの人だけは撃っちゃ困りますよ」
縄で縛られた銀時を庇うように立つ二人
「お巡りさんも動かねェとですねィ土方さん」
「ああ。癪だが一般市民は守らにゃならねェからな」
そう言って真選組の皆も銀時の前に立つ
そして、大砲に向かって全員が走り出す
『銀時、思い出した?』
「……………………ああ。」
『!!…………良かった』
銀時が縛られていた縄を解くと
ニヤッとした顔をして前へと走り出す
『おかえり、銀時』
536人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - 壊さん» 最新刊の方でしか移行したことを言っていなかったのでこちらこそすみません、、むしろそんな風に言って下さって嬉しいです泣良かったらpixivの方もよろしくお願いします! (10月27日 2時) (レス) id: cbef1df3cb (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - 睡眠足りない布団好き女子さん» あぁ、なるほど!そういう事でしたか!すみません、この小説をパクられたのかと思ってしまいました… (10月26日 5時) (レス) @page50 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - 壊さん» pixivにリメイク版を載せているのですが、もしかしてそれのことですかね?占ツクでの更新を辞めてpixivの方に移行したんですよね。【奈々美】という名前で活動しています。 (10月25日 23時) (レス) id: cbef1df3cb (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - この小説、見たことあります。ストーリーの構成が完全に同じですね。しかもセリフも所々同じです。構成等がほとんど同じの標準語ver.で書かれた事は無いですか? (10月19日 20時) (レス) @page22 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - 夢花さん» ありがとうございます!! うちもどんどんキュン死するような小説書いていきますねわ笑引き続き、弐・参の方もよろしくお願いします! (2021年6月2日 21時) (レス) id: 4363425499 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時:2020年10月31日 7時