親バカお父様 ページ5
ダリアside。
おかしい…。今日のローレ様は、お利口すぎる…。
頭を打ってしまいましたもんね。どうかしてしまったのでしょう。
しかし、特に害は無い、というか助かるので元に戻るよりは今の方がいいですね…。
取り敢えず、ローレ様のお父様にご報告致しましょう。
ーーーー
ローレside、
「〜🎵」
「ご機嫌ですね。ローレ様。」
ご機嫌に決まっている。親ガチャ成功してるといいけど…。
重たそうな金属質で彫刻が施されている扉をダリアはゆっくりと開ける。
開いた先にはとても長いどっしりとした赤い絨毯、図書館?とは比べ物にならない程にキラキラとした大きいシャンデリア。天井には宗教的な絵が一面に張り巡らされている。
…わお。豪華。
パピーが分からないので、軽くダリアのスカートを引っ張る。
「お父様は?」
「あちらの方ですよ。」
ダリアの視線の方を向くと、白髪マッシュの男性がいた。
…あの人が私のパピーか。あ、好きだ。結婚しよう。
もう振り向いた時から顔がどタイプだ。
「どうした。ローレ。」
私の目線に合わせるように跪く。
…面倒見も良いのかよっ!好きっ!
「え…えっと…」
なんで来たか自分でも良く分からない。
…ダリアに連れてこられたんだった。
ダリアが小さくお父様に耳打ちする。
「…!そうか…。」
驚くように目を見開く。
何かを考えるように数秒固まってから、空間から杖を出した。
…!?!?魔法界なのっ!?ここっ!?
「これは何か分かるか?ローレ。」
分からない。
「杖…ですか?」
「違う。アムールだ。」
アムールって日本語で愛情って意味じゃなかったっけ…?ま、いいや。
「やはり…記憶喪失…?」
お父様が悩み出した。
「私の名前は覚えているか?」
ガチで心配されているらしい。しかし思い出せない。
…記憶、仕事しろぉっ!!
「誰…ですか、?」
お父様が固まった。もう殆ど涙目だ。
「ごっ…ごめんなさいお父様っ…。名前が…思い出せなくてっ…。」
ぎゅーっとお父様にする。
…ぎゅーってすると安心するもんね。
「ローレ…。私の名は、サルビアだ。覚えておきなさい。」
「はい…。サルビアお父様。」
少し親バカなお父様に出会いました。あれ?お母様とまだ合ってないね?
ーーー
ども。ろぉぜさんです。
所で、登場人物の名前って全員花言葉からとってるんですよ…ダリアは、華麗、優美、裏g((殴とか。
因みに、お父様は家族への愛です。
6人がお気に入り
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ろぉぜさん - 夜家さん» お初です!みてくださってありがとうございます🙇これからも頑張っていきます! (4月4日 8時) (レス) id: f63793cfbc (このIDを非表示/違反報告)
夜家 - こんにちは…!お初ですね。素敵な作品、ありがとうございます。テンポ良くて、面白かったです!更新待ってますっ! (4月4日 8時) (レス) id: 47029e4c19 (このIDを非表示/違反報告)
ろぉぜさん - コロイカ好き ミヤビさん» うはぁ(?)でも息抜きにたまに帰るよぉ。でも二次創作はガンガン見てるヨォ。(つまり見る専に戻った) (4月3日 17時) (レス) id: 989a98e326 (このIDを非表示/違反報告)
コロイカ好き ミヤビ - わはぁ、面白かったよぉぉぉ!私は2時創作から離れんつもりだから、温かく見守らせてもらいます……… (4月3日 8時) (レス) @page2 id: 28ec244b21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めずま x他1人 | 作成日時:2024年4月2日 21時