【イナズマイレブンGO】ミストレのご先祖様は世界最強のエースストライカー！part4 (ページ36)

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☆180話ページ36

Aside

『フッ...あまいな。凍てつく闇の冷たさを教えてあげるよ。ノーザンインパクトGX!!』

私の必殺技は吸い込まれる様にしてゴールに入った
シュートは見事に決まったし、威力も落ちていないから少しホッとしちゃったわ(笑
でも...いくら威力が落ちていないからといって決しておろそかにはせず、さらに強化するつもりでいる予定だ

？&？2「「す、凄い...」」

『ん？』

声のする方へ振り向くとそこにいたのは逸見君と雅野君
......いつの間にいたのかしら？

『逸見君、雅野君。どうしたの？』

雅野「練習中にすみません。シュートする音が聞こえたので練習相手の逸見と一緒に誰かいるのかと思って来たんです」

二人に声をかけると雅野君によれば私のシュートする音が聞こえたらしく逸見君と一緒に誰かいるのかと思ってここへ来たみたいだ
一人で練習しようと思ってたけど...聞かれちゃったものは仕方ないわね

逸見「それにしても...A先輩の必殺技は凄いですね！(ｷﾗｷﾗ」

『ありがとう(ﾌﾌｯ』

逸見君の目はキラキラしており、純粋に見つめてくるものだから一瞬だけたじろいでしまったけど心の底から褒めていると分かっていた為、思わず微笑む
雅野君も逸見君も私と同じ財閥の子供だけど今の姿を見ていたら普通の男の子と変わらない

雅野「あの...A先輩、シュートを打ってくれませんか？」

『えっ？』

雅野「俺、西園みたいに必殺シュートを止められる様になりたいんです。化身は使えなくても必殺技でシュートを止めたい。他の1年組や先輩方が練習相手になってくれるんですが西園みたいに必殺シュートを止められない事が多くて...」

『......』

雅野君は信助君みたいにどんなシュートでも止めたいと思ってるけど化身を使えない為、代わりに必殺技で止めたくても止められない事が多い事にコンプレックスを抱いてるのね...
きっと誰にも明かせないまま信助君にコンプレックスを抱くと同時に無意識に嫉妬してしまっている事に気づけないのも無理はないし

『......いいわよ。嫌と言うまで貴方の練習相手になるわ。逸見君はどうする？』

逸見「俺もやります！雅野、俺も練習に付き合うぜ。お前が止められるまで俺も必殺技を出しまくるからな」

雅野「A先輩...ありがとうございます！逸見もありがとう。それじゃ、練習しましょう！」

雅野君の成長に繋ぐ事ができるのなら私達が練習相手になると言えば雅野君は嬉しそうな表情だ
フフッ...手助けできてよかったわ