【イナズマイレブンGO】ミストレのご先祖様は世界最強のエースストライカー！part4 (ページ34)

今日:28 hit、昨日:4 hit、合計:17,815 hit

☆178話ページ34

Aside

雪村君からの告白を受けた私は雪村君の想いを全て受け入れた
ハァ...まだ夢を見てるのかしら？
チラッと隣を見ると雪村君の横顔は何処か優しげだった

世宇子にいた頃はサッカー一筋で恋愛に興味なかった事から硬派の堅物だとジュリアとシシィに言われた
まあ、あの二人だって見た目に反して硬派の堅物だったからね(笑
硬派の堅物と言われ続けた私が恋人を作った事をジュリアとシシィに言ったら間違いなくからかってくるのが想像できるし、何かの間違いだ！←とでも言ってくるだろう

誰にも見られない様にため息をついた後、無意識に唇に触れるとあの事を思い出してしまった私は思わず顔を赤らめてしまった
......!?!?何でこんな時に思い出しちゃうのよ！/////

雪村「Aさん？どうかしました？」

『えっ!?いや...何でもないわ.../////』

雪村「？」

危ない危ない...危うく雪村君に気づかれるかと思ったわ
頬を触れると微かだが熱を帯びているのが分かる
と、とりあえず...雪村君と別れた後に熱くなってしまった顔を冷やさなきゃ！

たくさんの星がキラキラと輝いている夜空を見ながら誰もいない道を私達は手を繋ぎながらホテルへ戻った
まあ、途中で雪村君がトイレに行くと言って離れた瞬間、水道水で熱くなってしまった顔を冷やそうと何度も顔を洗ったけどね(苦笑

何度も顔を洗った事でだいぶ冷えたと判断した私は持っていたタオルで顔を拭くと雪村君がトイレから戻って来た事に気づき、そのまま手を繋ぎながら誰にも気づかれない様に部屋に入った

顔を洗った事であまり眠くなかった為、今のうちに支度を済ませる
窓を見ると日が昇って来た事に気づいてカーテンを開けるとみんなは眩しさのあまり布団の中に潜り込んでしまっている
......まあ、南沢君以外はホラー番組を見ていた事もあって消灯時間を過ぎていたし、眠いと思ってしまうのも無理はないだろうね
それに...今日の午前中は自由行動だからみんな好きな様に過ごすはず

『さて...私は先に朝食を食べようかしら(ﾎﾞｿｯ』

チラッと雪村君の方を見ると夜中に目覚めてしまった影響なのかみんなみたいに布団の中に潜り込んでしまった訳ではなくそのまま眠っている
起こすのはさすがに可哀想だと判断した私はそのまま部屋を出て食堂で朝食を取る
まあ、この時間に起きてる人は誰もいないから一人で静かに過ごせるのは久しぶりだな...

『今日の午前中は特にやる事もないし、一人でシュート練習でもしようかな？』