【イナズマイレブンGO】ミストレのご先祖様は世界最強のエースストライカー！part4 (ページ32)

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☆176話※pinkありページ32

Aside

雪村君は真剣な表情のまま私の方を見る
この表情に私は不覚にもドキッとしてしまった
じっくり見ると雪村君の顔立ちは優しげで神童君達にも負けないくらい整っている

まつ毛だって世の女の子達が羨ましいと思うくらい長いし、肌の色だって他の男の子より色白だ
こんな格好良い子と付き合えるなんて...何だか夢を見てるみたい...
そんな風に考えていた時、目の前に雪村君の青緑色の瞳に私の姿が写ると同時に唇に柔らかい感触があった
えっ...あれ...ま、まさか...!?
わ、私、雪村君に...キス...されてる!?

『えっ...ちょっ、んぅ.../////』

雪村「っ...Aさん...」

キスされた事に驚いていると再びキスされた
最初に雪村君と出会った時とは違った優しいキス
キスした後に雪村君が私の事を愛おしそうに見ながら私の名前を呼ぶ
声色がとても優しいし、表情も凄く柔らかい
サッカーしてる時はいつも真剣で格好良いけど、今の雪村君は凄く可愛いからギャップを感じた

『......最初にキスされた事を思い出しちゃったから凄く恥ずかしいんだけど.../////』

最初にキスされた事を思い出してしまい、思わず顔を赤くしながら呟くと雪村君はその事を思い出したのかみるみるうちに顔が真っ赤になっていたが私と付き合えた事が嬉しそうだ

雪村「それにしても...Aさんと付き合えるなんて俺はまだ夢を見てるんですかね？」

『夢じゃないわ。それにしても雪村君の初恋の人が私とは...驚きね(笑』

フフッと笑っていると雪村君は無言のままさりげなく私の肩に手を置き、自分の方へ寄せた
突然、抱き寄せられた事に少し驚きながらもされるがまま雪村君の肩に頭を乗せる
年下だからって思っていたけど意外と力強いのね...
まあ、私と同じサッカー部だから力が強いのは分かってたけど
雪村君と夜空を眺めながら甘い時間を過ごしていると時間がかなり経っている事に気づいた
持ってきた携帯を見ると3時過ぎになっていたのでそろそろ戻らないとマズイと思い、ベンチから立ち上がる

『雪村君、そろそろ戻りましょう？』

私は物静かな声で戻ろうかと伝えながらこの場から立ち去る
たくさんの星がキラキラと輝いている夜空を見る事ができたし、雪村君と付き合えた事も嬉しかったし、今後の生活が楽しみだ♪

雪村「Aさん」

雪村君に名前を呼ばれて後ろを振り向いた途端、私の唇に優しく温かいものが触れた事で何も言えなかった...
どうやら私は振り向いた瞬間、雪村君にキスされたみたいだ