【イナズマイレブンGO】ミストレのご先祖様は世界最強のエースストライカー！part4 (ページ30)

今日:12 hit、昨日:4 hit、合計:17,799 hit

☆174話ページ30

雪村side

再びヒュゥゥと風が吹いてきた事でAさんの髪がなびいており、月明かりを浴びている所為か深緑色の髪がキラキラと輝いている
綺麗...まるで幻想的だ...
髪を結ってないだけでも印象がまた違って見えるな...

その姿を見て思わず見惚れると同時に今はAさんと二人きりでいる事に気づいた
今なら...俺の想いを伝えられるかも知れない...！
そう考えただけで胸がドキドキする

雪村「...(今しかないな...)」

吹雪先輩のアドバイスを貰って何もしないのは嫌だ...！
俺は無言のままAさんの腕をギュッと掴む

『？どうしたの？雪村君』

Aさんは不思議そうな顔で俺の方を見つめる
落ち着け...今がチャンスなんだ...
失敗しない為にも...

雪村「Aさん...俺...貴女の事が好きです」

『......もしかして...夢...？』

雪村「夢じゃないですよ」

『えっ？/////』

俺の告白にAさんは驚きを隠せない表情で夢でも見てるのかと呟いていた為、俺は夢ではないと否定すればAさんは色白の頬を赤く染める
そんなAさんの姿に可愛いと思いつつも俺はハッキリと伝えた

雪村「俺、Aさんが好きなんです！俺は直情的な性格で人間関係に不器用な面もあって負けず嫌いで素直じゃない所もありますけど...Aさんに対する想いは誰にも負けません！それに...俺の初恋の人はAさんですから/////」

俺は顔を赤くしながら隠していた想いを全てAさんに打ち明けた後、Aさんに見られない様に顔を隠した
腕をギュッと掴んだ事で嫌がるかもしれないと思い、Aさんの腕を離す
もしフラれたら...それで構わない
今までの想いを打ち明ける事ができたから後悔はしていない
そう思っていた時、何かに抱きしめられた事に気づいて何だろうと思って見上げると...

雪村「...？」

『......(微笑』

Aさんが無言のまま微笑んで俺を見ている
.........ちょっと待て、えっ...俺、Aさんに抱きしめられてる...!?/////
抱きしめられている事に気づいた俺は思わず頬をピンク色に染めた

『......雪村君、最初の頃と比べ物にならないほど別人になってる(笑』

.........何か、今の発言だと俺の事を貶している様な気がする←
言葉で貶されていると分かっていてもAさんの眼差しは凄く優しいから悪意があって言ってる訳ではないと分かるから何にも言えないんだよな...

『でも...それだけ変われたんだからこれならもきっと貴方自身が輝けるんじゃないかしら？』