【イナズマイレブンGO】ミストレのご先祖様は世界最強のエースストライカー！part4 (ページ29)

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☆173話ページ29

Aside

『白恋にいた頃は一人でサッカーしてたの？』

雪村「恥ずかしながら...吹雪先輩と出会うまで一人で猛特訓してたんです。吹雪先輩が特訓に付き合ってくれて、その成果もあって自分だけの技を編み出す事ができたんです」

『その必殺技がパンサーブリザードね』

雪村「はい！でもAさんだって凄いですよね。練習試合の時、見た事ない必殺技で決めていましたし」

そう...練習試合で見せていた必殺技は世宇子にいた頃はよく見せていたけどライメイ学園に来てからはほとんどあまり見せていなかった
練習試合で初めてみんなに見せたから驚いていた子達が多かったし

『世宇子にいた頃からずっと血の滲む様な特訓や訓練だってしたのよ？それぐらいやらなきゃ、強くなれないもの。それに...サッカーの楽しさを教えてくれたのは円堂さん達だからね』

雪村「そうだったんですか...でも、そんなAさんを見て俺もAさんみたいなエースストライカーになりたいと思ったんです。サッカーしてる時のAさん、格好良いですし」

『あ、ありがとう.../////』

雪村君から格好良いと褒められ、私はお礼を言いつつ思わず頬をピンク色に染める
少し気まずい雰囲気になるも私は夜風に当たりながらたくさんの星がキラキラと輝いている夜空を見上げつつ世宇子にいた頃の話をすると雪村君は話を聞いてくれた
途中でヒュゥゥと風が吹いてきた事で結んでいない髪がなびき、当たらない様に髪を耳にかける

『私、このライメイ学園に来てよかった...雪村君達に会えて本当によかった...(微笑』

雪村「...！/////」

お父さんの仕事の都合で世宇子を転校する事になった時、最初はサッカー部のチームメイトや仲の良いクラスメイト、そして...大親友のジュリア、シシィと別れる事で悲しい気持ちが芽生えてしまい、一時期は沈んでいたがみんなの事を思い出したおかげで元気を取り戻す事ができた

ジュリア...シシィ...私、この学園で好きな人ができたわ...
もし、また会えたら教えたいくらいだ
いつかまた二人に会える事を思い浮かべながらたくさんの星がキラキラと輝いている夜空を無言のまましばらく眺めた...

Aside 終了

雪村side

『私、このライメイ学園に来てよかった...雪村君達に会えて本当によかった...(微笑』

そう言って微笑んだAさんの顔があまりにも美しかった事で俺は思わず息を呑み、頬を赤く染める
チラッと見るとAさんの横顔は何処か月の様に儚げで美しかった