【イナズマイレブンGO】ミストレのご先祖様は世界最強のエースストライカー！part4 (ページ28)

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☆172話ページ28

Aside

眠ってから3時間後、私は目を覚ました
時計を見ると時刻は夜中の2時
起床時間まで4時間だった為、もう一度眠ろうとしてもなかなか眠れなかった

『(みんなはまだ眠ってるし、起こす訳にはいかないわ。起こさない様に夜風に当たりながら浜辺に行こうかしら？)』

私は布団から出た後に羽織を着ながら部屋の外へ出た
起こさない様に静かに開けた後、ソッと閉める

in浜辺

『こんな美しい景色を見たのは初めてだわ...』

夜風に当たりながら夜空を見上げると東京では見れないたくさんの星がキラキラと輝いている
こんな美しい景色...見れるなんて幸運だわ...

『フッ...合宿中は世宇子のみんなとこうやって一緒に星を眺めていたっけ...また私の隣に誰か来てくれたりして(笑』

？「なら...俺がAさんの隣にいてもいいですか？」

『!?!?』

世宇子のみんなの事を思い浮かべつつフッと笑いながら自分の隣に誰か来てくれたりしてと呟いた時、私の呟きを誰かが答えるかの様に言ってきた為、驚いて後ろを振り向くと...

『ゆ...雪村君...驚かせないでちょうだい...』

そこにいたのは雪村君だった
私が目を覚ました時にはまだ眠っていた為、浜辺へ向かう途中で目を覚ましたのだろうと推測
でも...ここに来てくれたのが雪村君でよかったわ...

雪村「すみません。Aさんが部屋から出た後に目が覚めてしまって...眠れないから夜風に当たろうと浜辺に来てたんです」

『そうだったの...』

その後、このまま立っていてもしょうがないと思った私達は近くにあるベンチに座った
......沖縄の夜空はまるで夢を見てるみたいだ
空が晴天だったからいつも以上に綺麗に見える

『.........星がこんなに綺麗に見えるなんて初めて見たわ』

雪村「ｸｽｯ)確かにそうですね。何だか北海道にいた頃を思い出します」

『それって...白恋中にいた頃の事？』

雪村「えぇ。当時は白恋中サッカー部屈指のエースストライカーだった俺は「どんな時でも全力でやらなければ先には進めない」と言う考えを持っていたのでそれが仇となって...当時、白恋のチームメイトと上手くいってなかったんです」

雪村君は「どんな時でも全力でやらなければ先には進めない」と言う考えを持っていた事や直情的な性格が災いして白恋中サッカー部のチームメイトとの人間関係が上手くいかなかった事を明かした
なるほど...雪村君はその性格をライメイ学園では隠し、あえてみんなに嫌われる様な冷たい性格のまま過ごしたのね