最近よく会うアノヒト２【JK】 (ページ18)

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『ほんとに行く？ランド。』

JK「行くよ、
行くに決まってんじゃん
チケット無駄にする気？」

ってそんな怒んなくてもいいじゃんね？

居候してたテヒョンさんは
無事に実家のキム家にしばらく
住むことになったらしい。

私達の金曜日の晩酌は
再び行われるようになった。

JK「楽しみだね、2人で遊ぶの」

グクに対しての私の気持ちは
正直「わからない」。

でも以前のグクに対する感情と
今の感情は違くて。

朝のゴミ出しも朝のコンビニも
自分のバイト先でも
どっかでグクを探してる自分がいるのは
事実で。

でもこんな宙ぶらりんの感情で
デートなんてしていいもんなのか。

…ジミンとの時は
好きすぎて「いい」「悪い」で
判断したことなんて一度もなかった。

つまり
ただただ
私は
馬鹿だったし
盲目だった。

私は私の判断で
グクを簡単に傷つけるようなことを
したくはない。

『グクはなんで私を選んだの』

JK「ん？」

『意味わかんないし、趣味悪すぎ』

JK「あは笑かもね笑」

…おい

JK「好きなもんは好きなの」

どうやらグクも
かつてジミナに恋した私のように
恋に盲目になってるらしい

私の考えてることを
見透かすようにグクが慌てて言う

JK「でも勢いで好きになったとか

じゃないからね？わかってるよね？

ちゃんと時間をかけて、

ちゃんと考えて、

…ちゃんと好きになりました、はい」

グクは

付き合ってとは、言ってこない。

JK「だから、Aも
簡単に答えを出さないでね
俺のことちゃんと吟味して」

それまでは告白してこないつもりなんだな。
私の気持ちを考慮して。

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