目黒先生…！！

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目黒side


安定剤を点滴から入れたから少し落ち着いてきたかな


向『Aちゃん眠たかったら寝てええよ？』


A「……ん〜……んぅ……泣」


目『体勢整えちゃおうか、Aちゃん体の向き変えるからね〜』


A「……あっ……んん〜…泣」


向『Aちゃん大丈夫大丈夫、ここおるで〜？ こっちの手でうさちゃん抱っこしてような？』



うつ伏せで検査ができる体勢にしたら視界が遮られるから怖くなっちゃったみたい…


目『ひとりは肩でもうひとりは足にのっちゃっていいから腰固定してもらっていい？』


看護師「はい」


目『康二はAちゃんから見える位置にいてあげて〜』


A「…んんぅ…やだぁ…泣」


向『Aちゃんが動かんと頑張れるように少しお手伝いするからな〜』


みんなが固定に回っちゃうと、Aちゃんの不信感が増えちゃうから


康二には頭を撫でたり声かけしてもらったりしてAちゃんの味方でいてもらう



目『Aちゃんそろそろお背中にちっくんするからね〜』


A「…まってぇ…泣」


向『うん、待ってるよ〜』


目『Aちゃん時計の長い針がぴったり上に来るま待つね』


A「………んっ……んっ…泣」



今回は心の準備ができてない状態だとこの検査は耐えられないと思うし、

頑張ろうとしてること自体がすごく偉い



目『Aちゃん最初、消毒するから少し冷たいよ〜…』


A「………んっ…やぁ〜…泣」


消毒しながら腰の骨のところを少しグリグリ押してるとAちゃんはそれが嫌だったみたいで少し泣き始めてる


目『じゃあ固定よろしくね』
　

向『Aちゃん今からすこーし我慢しよな』


目『Aちゃんごめんね、痛いよ〜…』





A「……んっ…んん！…やぁ…いたぁぁい！…いたいぃ！号泣」


向『ごめんごめんAちゃん痛いなぁ、よく頑張れてるよ〜』


目『Aちゃんもうちょっとでおしまいだからね〜』


A「……んーっ！…ったいぃ…痛いっ痛いぃ…やだあ！…号泣」


最初は表面に麻酔をして、さらに針を奥に進めて麻酔していくから時間がかかる…



A「……んっ…ったぃ…んん〜……泣」


麻酔だんだん効いてきたかな…


向『もう終わるもう終わるよ〜』


目『よしっいいかな… Aちゃん1番痛いの終わっちゃったよ〜？ お利口さんに頑張ってて偉いね〜』


A「……抱っこぉ…泣」


向『うん、全部終わったら抱っこするからな〜』

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