苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない８

仲直り ページ6

「……シエル、場地君と喧嘩しただろ。アイツお前がいないとダメなんだよ」

「……なんかやらかした？」

「俺の見てる前で暴走族を二個潰した」

何やってるんだ。あいつは

八つ当たりの規模がえぐい

「……謝る気あるけど向こうがメールと連絡したのに繋がらない。学校で話しかけても避けられる」

「ああ、あいつ、お前が何もいわず無言で平手打ちしてクレープぶつけられた挙句着信拒否されたことにそーとーそれを気にしてる。今回めちゃくちゃ言い過ぎたって。メールもできねーし、直接もあえねーって。怖いんだよアイツ。嫌われるのが」

「……」

「これに関してはお前が謝る気あるのにあいつが逃げ回っているのが悪いから俺が手伝ってやるよ。妹の為だからな。それにエマもお前の味方だし」

▶マイキーが味方になった。圭介を捕まえてくれるようだ
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「ほらシエル、連れてきたぞ」

「はい、どら焼き」

「サンキュー♡」

「おい、マイキー!!掴むんじゃねえ!!ってシエル」

マイキーは気を使って２人にしてくれた

「この間はごめん。私が悪かった。でもね圭介を。マイキー達を助けたかった。やったことには後悔してない」

「俺も言い過ぎた。ごめんな。大好きなのに」

「大丈夫。わかってる」

「……俺も二度といらないこといわねーからさ、仲直りしてくんねえ？」

「喜んで」

「……その顔、反則すぎだろ」

どんな顔だよ。それは

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