出所 ページ39
no side
「お久しぶりです、一虎君」
「……オマエ、確か、松野千冬?」
出所した一虎は千冬に迎えられた
そのあと、積もる話をしながら場地の墓参りに行った
「なぁ、マイキーと麟湖に会いてぇんだけど」
「!」
「? 千冬?」
「……マイキーくんは、わかりません…」
「は?なん、だそれ…どういうことだよ…?」
「…10年前に決別して姿を消しました」
「は?」
「シエルは!?シエルはどこにいるんだよ‼︎」
「会いに行きますか?」
千冬はそのまんま一虎をシエルがいる高級なマンションまで連れて行く
「一虎君、何やってんですか」
「いやだって……なんだよ、これ。オレの知ってるマンションじゃねぇ」
「そりゃそうですよ。最近できたばっかりの高級ハイテクまんしょんですから」
「嘘だろ!?」
「1月50万ぐらいしてますよ」
「はぁ!?ごじゅ、じゅうまん!!?」
「一虎君うるさいです。マンションなんで静かにしてください」
「ここにシエルがいます」
「チャイム鳴らしていいのか?」
「チャイムじゃないですよ。ここ、セキリュリティ高いんで。さっき一回で電話かけたでしょ?
あれでもうつながってますよ」
「俺がいねえ間に技術ははったちしすぎ」
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不思議の国の有栖さん(プロフ) - 美園さん» そんなこといわれたの初めてです。ありがとうございます (2021年11月2日 14時) (レス) id: 4a633c72cd (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - つい最近この物語を見つけて,面白くて集中して最後まで読んでしまいました!もう作者様神すぎません?この小説で何回も泣かされているんですよ…夢小説でここまで泣いたの初めてですよ…ほんとガチ泣きで画面見えなくてやっと落ち着いてきて読んでたらまた涙出てきて… (2021年11月2日 14時) (レス) @page50 id: 0b7aaa97b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年10月24日 16時