事実 ページ13
「黒川イザナ、何者なんだ」
「ウチらのお兄ちゃん。ウチとシエルのお兄ちゃんだよ、黒川イザナ」
「「「へ？」」」
マイキーやっぱり覚えてないの？
「ちょっとー！！マイキーには何度も話したよ！
マイキーにとっても異母兄弟なんだからね！」
「旧姓は黒川で義兄がいると」
「え？そうだっけ？」
「あのっ…シエルちゃん、エマちゃん？」
「？」
「ん？」
「その…お兄さん…"黒川イザナ"についてなんか覚えてる事ある？」
「……さすがにないかなー。ウチら3歳までしか一緒にいなかったし」
「エマ、ニィ、ニィってよくイザナに懐いてたじゃん。忘れちゃった？」
「そうだったよーな……」
「私とエマがいじめられて時、いつもイザナに助けてもらってた。あいつ、よく喧嘩ばっかりしてたけど優しかった」
「よく覚えてるね」
「私の大好きなもう1人のお兄ちゃんだから」
「あっ、でも、真兄と仲良かったみたいだよ」
「え？なんで真一郎君と黒川イザナが？」
「シエル姉が心配で真兄に頼んでたから」
缶いっぱいに入った真一郎宛ての黒川イザナの手紙を持ってくる
……見たくない内容だったな、これ
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不思議の国の有栖さん(プロフ) - 美園さん» そんなこといわれたの初めてです。ありがとうございます (2021年11月2日 14時) (
レス) id: 4a633c72cd (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - つい最近この物語を見つけて，面白くて集中して最後まで読んでしまいました！もう作者様神すぎません？この小説で何回も泣かされているんですよ…夢小説でここまで泣いたの初めてですよ…ほんとガチ泣きで画面見えなくてやっと落ち着いてきて読んでたらまた涙出てきて… (2021年11月2日 14時) (レス) @page50 id: 0b7aaa97b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不思議の国の有栖さん | 作者ホームページ：なし
作成日時：2021年10月24日 16時
