3,日向翔陽の妹は

#94 ページ12

夢主side
賢二郎と帰ってきたらなんかみんな泣いてるんだけどぉ！？

あの後ケーキでなんとか収まったけど…

単純だな

ケーキを食べ終わって希愛だけを呼び出した

｢なんですか？Aちゃん！｣

『こんなことは希愛にしか言えない。今から言うことはみんなには秘密にしてて欲しい。私は＿＿＿＿＿＿』

｢え…？｣




＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
夜になってご飯やお風呂をすまして自販機に水を買いに行く

｢日向A｣

『…牛島さん、お久しぶりです』

｢何故白鳥沢に来なかった？何故ユースからの誘いを断った？｣

『翔陽が烏野だったからですね、バレーは…もう辞めましたから』

｢何故やめた？｣

もうしつこいなぁ

『色々あるんですよ。もうやってもいいんですけど無理ですよ、それじゃあおやすみなさい』

牛島さんがなんかまだ言っていたけどここで無視しないとまたどんどん聞かれそうだから逃げる

マネージャーの部屋に行くと女子トークで盛り上がっている様子

｢あ、Aちゃん！今日向と仁花ちゃんのことで盛り上がってるのー！｣

『本当ですか？』

｢そうなの！合宿中に告ろうって！｣

マジでぇ！？

『もう今日しちゃえばいいのに…』

｢え！？さすがにそれはきびいし…日向も寝てるかも｣

『もしもし翔陽？今から中庭集合。OKですって』

荒技だけどいいよねw

｢ナイスAちゃん！仁花ちゃん！行ってらっしゃい！｣

『私達はまってますねー』

｢ひゃい！いっ、いってきましゅ！｣







『よし、行きますか』

｢いえーーーーーい！！｣






『なんでいるんですかぁ鰹節さん』

｢ちびちゃんが電話して中庭に出たからもしらしたらって思うじゃん！｣

ってことで仁花ちゃんと翔陽が中庭に物陰にほぼ全員います

｢？？？あれ？谷地さん？｣

｢ひ、日向！えっとあの言いたいことがあって…付き合ってください！！！好きです！！！｣

『えぇ仁花ちゃん…順番逆ですよ…』

｢｢ブフッw｣｣

｢うえっ！？ええっとお、お、俺も好きだ！よろしくな！｣

春が来たわぁ…

『仁花ちゃぁん！！！翔陽！！！おめでとうございます！！！』

私が走っていくとみんなもわらわらでてくる

｢えっ！？みんな見てたの！？｣

｢まぁまぁいいじゃん！｣

｢もぉ〜やっと引っ付いた！｣

『両思いなのに長かったですよねぇ〜』

｢｢ええっ！？｣｣

｢そういうAは好きな人いないのかー？｣

『そうですねぇ…気になる人なら居ますね』

｢｢｢はっ！？｣｣｣

#95→←#93

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す