14話 ページ16
『うわぁぁあああ!?』
なにこれ!?急に落ちたと思ったら滑り台!?
『ど、どこまで続くのこれー!!!!
ん?』
すると、急に足元がなくなり空中へ飛ばされた。
『う、うそでしょ!?
きゃああ!!』
急速に落下。
?「!」
『痛っ…………
くない?』
空中に飛ばされ、落ちた衝撃が走ると思ったのだが、肝心の痛みが襲ってこない。
ヒソ「やぁ♡危なかったね〜」
『…………』
Aが落ちた先は、ヒソカがいた部屋だった。
そして、見事にヒソカの胸の中へイン。
ヒソ「まさか、Aが僕に飛び込んできてくれるとは思わなかったよ。
君、本当は僕のこと((『ふぅんぬ!!!!』
んおっ!!!??」
(((ドカーーーーン!!!
Aは、ヒソカを思いっきり蹴り上げ、壁にめり込ませた。
ヒソ「うっ…ちょ…A…」
『あ、ごめん。反射的に』
ヒソ「反射的(泣)」
だってさ、いきなりあの顔が目の前にきてみ?
そりゃ蹴るよね。
ヒソ「いやぁ…相変わらず、パワーすごいね」
壁にめり込んだ体を外しながら、Aに歩み寄るヒソカ。
『で、なんであんたがここに』
ヒソ「君と同じさ。
隠し扉をたまたま見つけ、滑り台でここに」
『ま、そうだよね』
?〔揃ったみたいだな〕
ヒソ「『!』」
『誰』
試験官〔私はこの第3次試験官兼刑務所所長のリッポーだ〕
刑務所?
?「やれやれ、やっと出番か」
彼の声と同時に、手に手錠をかけられた人達が次々と私たちの前に現れる。
『ふぅーん。
さっきから、ヒソカ以外にもいるなとは思ってたけど、こんなに隠れていたのね』
ヒソ「やっぱり、君も気づいてた?」
?「受験者が来たからいいだろう?
早く外してくれよ」
試験官〔いいだろう〕
((ピピッ
((ガチャン
電子音と音とともに、手錠が解除されていく。
試験官〔諸君、説明しよう。
この者達は、このトリックタワーに幽閉されている囚人たちだ〕
『なるほどね。
わざわざ自己紹介のときに、試験官のほかに刑務所所長という役職紹介まで付けたことが疑問だったんだけど』
ヒソ「このトリックタワーとやらが、刑務所ってわけだね」
試験官〔理解が早いようで助かるよ。
でだ、諸君に最初の課題だ〕
〔この部屋にいる、囚人たち全員を倒せ〕
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作者名:Luna | 作成日時:2018年12月10日 22時