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story238 ページ44

Aside

電話の相手はお母さんだった
お父さんは忙しくて電話に出られないのだろうと思っているが、たまには電話に出て欲しいと思っている自分がいる
まあ、組織に潜入しているみたいだし連絡を断つのは当たり前だ

「A、もしかしてヒロキの事で悩んでるのかしら?」

『えぇ。ヒロキが私と同じ学校に通いたいって言ってるんだけど、いじめられないか心配なのよ...』

私がヒロキの事で悩んでいる事をお母さんに見抜かれた事で一瞬だけ驚くもヒロキが帝丹高校に通いたいと言っているが、いじめられないか心配だと言う事も明かした
だって...いじめられたら怖いし
もしそうなった場合、私はヒロキを全力で守ると同時に相手の事は社会的に抹殺するつもりでいるけどね(黒笑

「大丈夫よ。あの子は貴女と一緒で頭がいいんだから...もし、いじめられたりしたら貴女が守ってあげなさい」

『分かった。私がヒロキを守る。姉として支えるつもりよ』

お母さんはヒロキがいじめられたりしたら、私が守る様にと言ってきた為、私はヒロキを守ると同時に姉として支えると言えばお母さんがクスッと笑った様な気がした
お母さんに全て話したおかげで凄くスッキリしたわ
あっ、それより...何でヒロキに怪盗シグナスのサポート役をさせたか聞いておきましょ

『それよりお母さん、どうしてヒロキに怪盗シグナスのサポート役をさせたの?』

「本当にごめんなさいね。私もできるならやらせたくなかったの。でもね...私はFBIの捜査官でありながら浩一さんと一緒に黒の組織に潜入している身。あまり身動きが取れないのもあるけど、ジンやベルモットに目をつけられたら厄介でしょう?それに怪しい行動や軽率な行動を起こしたら自分達の代わりに手下が私達を監視する可能性だってあり得るわ。だから私はその事をヒロキに話したのよ。そしたらヒロキはそれを承知で承認してくれたの」

私はどうしてヒロキに怪盗シグナスのサポート役をさせたのかと疑問をぶつければ、お母さんはできる事ならやらせたくはなかったが黒の組織に潜入している身としてあまり身動きが取れず、ジンやベルモットに目をつけられたら厄介な事、怪しい行動や軽率な行動を起こしたりでもしたら彼等の手下が監視する可能性がある事、ヒロキに全て話したら承認してくれた事を教えてくれた
お父さんとお母さんはいつも自由過ぎると思っていたけどFBIとして黒の組織に潜入してる身だから、あまり軽率な行動ができないと感じてヒロキに託したのね...

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年6月16日 2時

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