天翼種様が来られたようで【ノゲノラ×ONEPIECE】 (ページ6)

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『一体何の用で御座いましょうか…センゴク元帥殿。』

空間転移(シフト)でセンゴクの部屋に転移し、目前のこの部屋の主に問う。

セ「やっと来たか…
要件は前々から提示している事だ。
お前に異例の四人目の大将の座についてもらいたい。」

『その件に感しては、何度も断っているでは御座いませんか…

それに私は貴方のような上から物を言うような人類種は心の底から嫌いで御座います♪

あぁ…それと、私にとっての唯一無二のマスターが見つかれば、この海軍と海賊の中立の立場から抜け、マスター側に付かさせていただきますのでその時はよろしくお願い致しますね♪』

セ「…それは、宣戦布告か？」

『いえ、今は何とも言えのう御座います。
どちらに転んでも可笑しくはない状態で御座いますよ。

…ですが、私をワクワクさせ、知識欲を奮い立たせる人物の大体の目星は着いている…とでも言っておきましょうか♪』

私がそう言うと、センゴク元帥は、

セ「…わかった。
もう用件はない。
だが、まだ大将の件は考えておいてくれ。」

『私が首を縦に降る事はないと思いますが、まぁ頭の片隅程度にはスペースを空けておきましょう♪

では、私には用事が御座いますので、これにて失礼させていただきます。』

少しだけ頭を下げ、再び空間転移で、海軍本部の上空へ転移する。

『すぐにでもハンコックの元へ行きたいところで御座いますが、遅れた上に手土産もなしに赴くと言うのはあまりに失礼でございますね…。

少し遠いですが、ミホークが絶賛していた、お菓子島を経由して女々島へ向かいましょうか♪』

バサッと光で編んだ翼を一回り大きくしてから空を浮遊し始めた。

お菓子島はあくまで、ミホークから聞いただけであってて、実際に行ったことがないため、空間転移は使えない。

『しかし…久しぶりに空間転移を使わず、自らの翼で移動するというのも悪くありませんね♪

最も…潮風がなければもっと最高で御座いましたが…』

どうしても海だけは好きになれない。
潮風が翼の間を絡みついて、なんとも言えない不快感を感じる。

『とっとと終わらせましょうか』

より一層大きく翼をはためかせ、人間では目に見えない早さで飛翔した。