天翼種様が来られたようで【ノゲノラ×ONEPIECE】 (ページ3)

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私がこの世界にやって来て数十年が経った。

その間、私が手に入れた知識は測り知れない程。
また私の読書を邪魔するものは徹底的に潰してきた為、御尋ね者にもなっている。
まぁ、そんな事はどうでもいい。

どうやらこの世界は、かつてこの世の全てを手に入れた男、〝海賊王〟ゴールド・ロジャーという人類種の一人が遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、幾多の海賊達が覇権を賭けて争う「大海賊時代」が到来しているようだ。

今現在は、十一人の超新星•最悪の世代と呼ばれている海賊たちが注目されている。

空中を漂いながら、ふと顎に手を当て考える。

『そう言えば…海軍本部、革命軍、七武海とは仲良くさせていただいておりますが、最悪の世代と呼ばれている方達とは一つたりとも接点が御座いませんね…

何か素晴らしい能力をお持ちかもしれません！！！！

今すぐ、集まっていると噂されているシャボンディ諸島に赴きましょう♪』

現在、私の知識欲を煽っているのが、悪魔の実と言われる食べれば、特殊能力を得られ、海に忌み嫌われると言うもの。

私はすぐさま、"空間転移(シフト)"でシャボンディ諸島上空へ転移した。

ガラスが砕けるような音と共に、Aの姿はその場から消えていた。

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シャボンディ諸島上空に一人の少女が何もない空間にさも当たり前かのような顔ぶりで姿を現した。

彼女は、右手で遠くを見るようなポーズを取りながら、口を開く。

『今日も晴れてございますね♪

さて…最悪の世代の方々はどこに集まっておいでで御座いましょう…？？』

琥珀色の瞳を閉じ、気配を探る。
再び目をゆっくりと開け、口を開く。

『一番多く最悪の世代に出会える場所は、一番GRの人間屋(ヒューマンショップ)でございますね♪』

一度ドフィに連れて来られたことがあったため、私
はいつでも空間転移(シフト)が可能。

私は、早く最悪の世代の方々に会いたくて、人間屋(ヒューマンショップ)のステージ上へ空間転移(シフト)した。

再び、ガラスが砕ける音だけがその場に響いた。