方言女子は天然で…？2【Fischer's】 (ページ30)

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マサイ「チェック・メイトだ、ポッター」ページ30

シルクside

俺はAが泣きながら、自分も仲間だよって言っているのを見て思った。

こいつは多分……俺たちのこと元気づけるためにいろいろ動いてくれてたんだろうなぁと。

シルク「ちゃんと仲間だと思ってるよ。」

A「へ……？」

俺はそういうなり、油断した犯人の腹に蹴りを一発入れた。

犯人「ぐあっ！？」

これは正当防衛だと思いたい。うん。

✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

Aside

犯人を蹴り飛ばしたあと、うちを自分の方へ抱き寄せたシルク。

シルク「……だから。」

A「へ？」

うちが聞き取れなくてもう一度聞くと……今度はしっかり

うちの目を見てハッキリと言った言葉が聞こえた。

シルク「…仲間だと思ってないわけない。大切な仲間だから、助けに来たんだけど…？」

A「シ…シル…クっ…」

うちはその言葉が嬉しくてシルクにしがみついた。

シルク「ん？」

いきなり抱きついたのにも関わらずシルクは、しっかりと抱きとめ

優しい声音でうちの頭を撫でながら、話を聞いてくれている。

A「怖かった……ありがとう」

シルク「ん……//」

モトキとザカオが2人で犯人を取り押さえ、ンダホとダーマがパトカーの音を聞き、警察をここまで連れてきた。

ぺけとマサイは急いでやって来た依兎に先程までの話をしていた。

この後犯人は無事、警察が警察署へ連れ帰ってくれた。

警察「どこかお怪我はありませんか？」

A「あ、大丈夫やと思います。」

警察「それは良かった。」

そんな会話をして、助けてくれたみんなにもお礼を言った。

ンダホ「俺らほぼなんもしてないけどね(笑)」

ダーマ「なんかどっと疲れたな…

…あ、あと仲間だと思ってないわけじゃねーから。ちゃんと仲間だと思ってるから。

犯人の的対象からお前を抜くための嘘だから。」

A「そっか……良かった。」

うちはその一言にほっとした。

やっぱり口で言ってくれなければ分からないこともある。

シルク「な？言ったろ？

俺たちはお前のことを大切に思ってんだよ。」

シルクの言葉にうちも本当にそう思った。

A「……うん、うちも皆が大切で、かけがえのない存在やと思ってる。

……ありがとう、大好きやで！！」

涙をふいて、｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡.と笑顔でみんなに感謝を伝えるのであった(笑)