方言女子は天然で…？2【Fischer's】 (ページ19)

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モトキ「いいお嫁さんになれるよ」ページ19

Aside

依兎が来てからというもの、うちら(Fischer's)の関係は何一つ変わりなし。

平和でとても良い事だ。

でも最近、Fischer'sに対してのアンチが前よりも増加してきている。

コメント欄でも酷いことが書かれていた。

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コメント1
皆、シルクのことかっこいいとか言うけどそれは無い。

コメント2
それな

コメント3
そんなことないし！かっこいいじゃん！

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コメント4
ウオタミ嫌い。
クソFischer's。

コメント5
そういうこと書かない方がいいと思います。

コメント6
いい子ぶるの辞めたら？キモイよ。

✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

学校でもいじめがあったりもする。

今うちは、ヤンキーに殴りかかられて抵抗し

制服のボタンが取れているモトキの制服をなおしていた。

モトキ「へぇ～……Aって裁縫上手だね！」

A「え、そう？」

モトキ「うん、絶対将来いいお嫁さんになれるよ！(笑)」

う"っ！

そんなきらきらスマイルでこっちを見ないでくれたまえ、モトキよ。

照れるやん//

……とまぁ、

こんな風に普通に話したりはするんやけど…

A「やられたらやり返せばいいのに…」

モトキ「いや……大事にしたくないんだ。」

A「そっか……」

いつもこんな感じ……誰かひとりは危険な目にあっている。

もう誰かがきずついたりすんの見たくない……。

うちもFischer'sの一員や……みんなを……守らなきゃ。

うちが密かに心に言い聞かせていると、ンダホがあおい顔をしてこちらに走ってきた。

ンダホ「あ、ねぇ！！大変！！」

モトキ「どうした～……またシルクが喧嘩？」

モトキはいつもの事のように、うちが抜い終わった制服を着ながら言う。

うちもシルクが仲間想いなのはよく知っているけど、仲間のことを悪く言われると喧嘩っぱやくなるのも知ってる。

いつもはモトキかダーマが止めに行くんやけど……

ンダホ「いや……ぺけが……階段から落とされて……っ」

モトキ「………………は……？」

うちもモトキも、理解するのに数秒かかった。