方言女子は天然で…？2【Fischer's】 (ページ15)

今日:34 hit、昨日:2 hit、合計:26,349 hit

モトキ「少しは心配させて？」ページ15

モトキside

俺達は、Aが準備を出来るまで部屋の前で待っていた。

こいつらといると待ち時間も辛くない。

皆で話していると退屈しない。

すぐに呼ばれる。

Aも着替え終わったみたいで俺たちを呼んだ。

ザカオ「失礼します……あ、これ……近くのコンビニで買ってきたよ。ポカリス〇ット」

ザカオが、コンビニの袋を持ち上げて見せる。

それに、Aは笑って言った。

A「あ、ありがとう。あ、冷えピタ暖かくなってきた。」

Aがおでこを押さえながら言った。

俺は少しでも何か手伝いたくて、「あ、それなら俺が取ってくるよ」って言った。

A「あ、じゃあ台所の冷蔵庫に入ってるから」

Aは遠慮がちに答えた。

もう遠慮する中でもなだろ(笑)

モトキ「うん……ついでに何か作ろうか…？お粥とか」

A「あ、いや……そこまでさせる訳には……」

モトキ「いいのいいの、俺がしたいだけだから。材料も買ってきたし。」

A「そっか……じゃあ、お願いします。」

✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

俺は台所まで行って、冷えピタをとって部屋まで戻り

また台所に行ってお粥を作った。

俺は出来たてをAの元まで持って行った。

Aはみんなと話して食欲が出たのか

俺のお粥を急いで食べる。

相当お腹減ってたのかな……？(笑)

まぁもうすぐお昼だしね……。

モトキ「あ、出来たてだから熱いよ…！？」

俺の言葉も聞かずに、Aは熱々のお粥をいきなり口に放り込んだ。

A「…っ！あつ！？(泣)」

モトキ「もぉ～だから言ったのに、

(俺は呆れながらも、少し迷ったけど食べさせてあげることにした。

というか俺が食べさせてあげたいだけなんだけど……)

ほら、ふーふー……あーん」

Aも恥ずかしいみたいで、自分で食べると言ってきた。

モトキ「だーめ、少しは心配させて……？熱があるんだから、それにまた火傷しちゃうでしょ？」

なんて最もらしい理由をつけて……

A「……うん、あー…」

Aが口を開けたので俺がスプーンを近づける。

すると、スプーンにパクリ……とかぶりついた。

A「…んっ、美味しっ！！///」

Aはとても美味しそうにおかゆを食べてくれた。

ふふ、嬉しいな……

ンダホ「……ねぇ、俺にも1口……」

モトキ＆A「だーめ！(笑)」