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それから1ヶ月
相変わらず教室にいたり屋上にいたり
教室にいるからって何かされる訳じゃない
たまに教室に入ったからって
珍しがられる存在でもないし
まるで私は空気なんじゃないかなって思う程
鈴『んー、気持ちいっ
暖かくなってきたな〜』
伸びをしながら屋上のドアをあけると
先に屋上にいたこの前の彼と目が合った
玉『……笑』
鈴『……///』
今絶対笑われたよね?
…恥ずかし
“裕太”と呼ばれてた男の子とは離れた反対に座ると
空を見上げた
この空、好きだなぁ
大きな雲がたくさん流れてて
夏よりは控えめな太陽
後ろでパタン、と小さくドアが閉まる音がした
“裕太”くんが屋上から出ていったのかな?
バックからゴソゴソとカメラを取り出して
ゴロン、と寝っ転がるとシャッターを切った
少し体勢を変えてフェンス越しにも写真を撮る
あっちの空はどうなってるのかな?
体をグルンと180度回転させてシャッターを切ると
風景写真を撮ってるはずなのに
急に被写体が映り込む
カシャッ
鈴『あっ…』
もういないと思ってた“裕太”くんが
そこに立っていた
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えり(プロフ) - tomoさん» コメントありがとうございますー!凄く嬉しいです!!レイさんが何らかの波乱を生み出してくれるはずです!笑 正直まだ何も決まってないです笑 この先も読んで下さると嬉しいです♪またコメントお待ちしてます! (2020年7月4日 0時) (レス) id: 7410ca554b (このIDを非表示/違反報告)
tomo(プロフ) - えりさんこんにちは!めちゃくちゃ気になります!レイさん―-今後めちゃくちゃ気になるので楽しみに待ってますね (2020年7月2日 16時) (レス) id: a17a3b0e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えり | 作成日時:2020年5月10日 16時