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#343 ページ43

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鈴『何日も学校に行ってなくて
一度休むとダメですね、
もう行こうと思う気力も、気持ちも追いつかなかったのに
残酷にも単位は落としていくんですよね

だから行かなきゃ!ってやっとの思いで向かっても
教室が怖くてずっと屋上にいたんです。』







鈴『その日の空は曇り空で
どよんとした雰囲気が自分そのものだなぁー、
でもすごく落ち着いて何度も、ゆっくりと
シャッターを切ってたら
裕太が現れたんですよ。』









__________






玉『これ、、あなたのですか?』



学校に行くために通学バックに詰めた教科書はほとんど手付かずで
その合間からバラバラとこぼれ落ちた何枚もの写真


そしてそのうちの1枚を
気まずそうに持ってる男の子がいた



玉『…風で飛んできてたから』


鈴『ありがとうございます…』






初めてあった時はたったそれだけの会話で
今後関わることなんてないと思ってた



彼はすぐに屋上から出て行っちゃって
もう1時間そこにいた私は
本当は行きたくないけど
単位の為に教室へと向かった





『裕太ー、これサンキュ
いい曲すげー多かったわ』


『返すのおせーわ
もぉ結城にはなんも貸さねー』



『ごめんってー!』







通りがかった他の教室で
さっきの彼の笑った顔が見えた








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えり(プロフ) - tomoさん» コメントありがとうございますー!凄く嬉しいです!!レイさんが何らかの波乱を生み出してくれるはずです!笑 正直まだ何も決まってないです笑 この先も読んで下さると嬉しいです♪またコメントお待ちしてます! (2020年7月4日 0時) (レス) id: 7410ca554b (このIDを非表示/違反報告)
tomo(プロフ) - えりさんこんにちは!めちゃくちゃ気になります!レイさん―-今後めちゃくちゃ気になるので楽しみに待ってますね (2020年7月2日 16時) (レス) id: a17a3b0e13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えり | 作成日時:2020年5月10日 16時

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