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南田さんに言われても
朝裕太に送ったラインの返事は無いまま
12時を過ぎようとしていた
既読にはなってるけど
返信のないトークルームを
開いたり、消したり
そんなことしてるうちに30分経って
そっと通話ボタンに触れた
Prrrrr…Prrrrr…
玉『…もしもし?』
少しして聞こえる
愛しい声
「もしもし?
ごめん、こんな時間に…
今大丈夫かな?」
玉『ん、大丈夫だよ
今ちょうど家ついたとこだから』
電話越しに聞こえる
クローゼットを開ける音
「最近、忙しいの?」
玉『んー帰りはいつもこのくらいかな』
“ありがたいよね”
そう言った裕太の声は
どこか疲れてる感じがした
「明日の朝は早いの?」
玉『まぁ、そこそこに?笑』
「そんなときにごめんね」
玉『んーん、大丈夫だよ』
なんて、上っ面な会話なんだろう
無難な質問ばかりして
肝心なことを切り出せない自分に嫌気がさす
玉『Aは?最近どう?』
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えり(プロフ) - ももまるさん» コメントありがとうございます!長い間放置してしまったのに読んで頂けて嬉しいです♪また少しずつ更新するのでよろしくお願いします! (2020年4月9日 22時) (レス) id: 7410ca554b (このIDを非表示/違反報告)
ももまる(プロフ) - とても作品が大好きで更新される度に嬉しく思います!これからも頑張ってください(^-^) (2020年4月8日 13時) (レス) id: 0122df1ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えり | 作成日時:2020年4月7日 23時