好きか、嫌いか、 Y.T 【6】

#293 ページ43

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地下駐車場にホテル行くバスが何台か止まってるから

てきとーに乗ってね！






水野さんにそう言われたけど


どれに乗ればいいんだろ･･･


まぁ行けば分かるのかな？





エレベーターを降りると本当に何台かとまってて


きっと人が乗ってるのが最初に出るバスかな？


1番端にあるバスの中を覗くと、奥に人影が見えた







｢･･････裕太？？｣



玉『あれ？もう帰り？』



｢うん、裕太はどうしたの？

みんなと一緒のバンじゃないの？｣



玉『あー…乗り遅れた』



｢！？！？

そんなことある？？笑｣





まさかの質問につい笑い出すと


顔を真っ赤にして照れる裕太がいた





玉『笑いすぎ』



｢ごめん、だって･･･笑｣



玉『あー、もぅっ

とりあえず座れば？』




隣をポンポンってして

少し横にずれてくれたから隣に座った




玉『明日何時入り？』



｢んーとね、明日は2公演だから

7時にはホテル出たいかな｣



玉『はやいなー』



｢宮田さんが起こしてくれるんじゃない？｣



玉『あーそうかも。頼んどくかな。

なんかこうやってスケジュール確認すんの

すげー懐かしいな』



｢あはははっ

あのとき裕太のスケジュールは

全部把握してたからね！｣



玉『結城と一緒になって

いつも死にそうな顔してたよね〜』



｢そうだったねー

でもなんだかんだ楽しかったよ｣






ホテルにつくとロビーにマネージャーさんがいて


裕太のこと待ってたみたい





マ『水野さんから連絡もらってたんで

唐沢さんの部屋もチェックインしときましたよ』


｢すいません、ありがとうございます。｣




鍵を受け取って一緒にエレベーターに乗った





玉『何階？』


｢6階！｣


玉『お、一緒じゃん』









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