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#284 ページ34

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「どしたの?」



玉『ん、ちょっと忘れ物』



「忘れ物?ここに?」





ここはもう私の荷物しかないし


他のスタジオにも何か残ってるなんて報告は


無かったんだけどなぁ…





「なにか小さいものなの?

きっとここには無いから他の部屋を…

って、え!?なに!?」





私の言葉を遮るようにギュッと手を握ると


そのまま出口へと歩き出した






「裕太まってよ、忘れ物は?

ねぇどこ行くの?

てゆーか、急にどうしたの?

裕太ってばっっ…!」





次々に質問を投げかけるのに無視して


どんどん歩き続ける裕太にちょっとイラついて


握られた手を引こうとした時


突然立ち止まるから


ドン、と背中にぶつかった







玉『うん、だから忘れ物』



そう言いながら繋いでる手を目線まであげて


ぎゅっぎゅっと握ってくる。




いたずらっぽく笑うその顔に何も言えなくなって


また歩き出す裕太にただただ着いて行った








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えり(プロフ) - ももまるさん» コメントありがとうございます!長い間放置してしまったのに読んで頂けて嬉しいです♪また少しずつ更新するのでよろしくお願いします! (2020年4月9日 22時) (レス) id: 7410ca554b (このIDを非表示/違反報告)
ももまる(プロフ) - とても作品が大好きで更新される度に嬉しく思います!これからも頑張ってください(^-^) (2020年4月8日 13時) (レス) id: 0122df1ce4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えり | 作成日時:2020年4月7日 23時

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