天然悲劇のヒロインなんて・・・5【稲荷崎】

衝撃の事実発覚 ページ15

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｢先輩助けてぇぇぇ!!!｣




どうしてこうなった。
事の発端は昨日の夜の事だった




ピロリン


お風呂から上がってゆっくりしてた頃
スマホから緑のアプリの通知音が聞こえた
チョロっと覗くとソコには高校時代の友人、奥田さんから



奥田明日久しぶりに高校行くけど来る?




久しぶりやし、可愛ええ後輩ちゃん達がどうなったのかちょいと楽しみ。
少し御粧しとオシャレな服を着て集合場所に集まる。
2年の時の3年の先輩達、菊池先輩とか
奥田さんや、同期の人達
後は数人の後輩ちゃん達



田中｢先輩！お久しぶりですっ｣



キラキラっと目を輝かせて挨拶してくれるのは一番弟子である田中真尋ちゃん。



『久しぶりやね』


菊池｢あ！Aちゃんや！久しぶりやなぁ、海外やっけ？凄いなぁ｣


『先輩、お久しぶりです。海外っても1年ですよ、それに周りには凄い人たくさんいたし私なんてまだまだです』



ここで話すのもなんだから、と強制的に話を終了させられて私達は懐かしさを感じさせる門を通る。
ホンマに何にも変わってなくて驚く
手入れされた花壇も、外にある噴水も、芝生広場も




『なんか、昨日の事みたいだね』



昨日までここに居た気分。
懐かしいのについこの前まではそこに居たって思っちゃう。



今は昼休みの時間帯だから、あんまり音楽室には人が居なかった。学校の色んなところから楽器の音が聞こえる。もうすぐで県大会やし気合入ってるんだろうな



先生｢お、今日は大勢やな｣


菊池｢先生、お久しぶりです。そうだコレ食べてくださいよ｣



挨拶をすると菊池先輩がお菓子をどうぞってやってる。



先生｢おー、これ福原の所の旦那さんのお店？｣






え？？





『せ、先輩？ふ、福原？』


菊池？福原？｢あ、Aちゃんには言ってなかったね、私去年結婚したの。｣







青い空、雲ひとつない初夏の季節
先輩から唐突の｢結婚しました｣と言う報告を受けた。





え、ええぇぇええええ!!!!!!




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どうしても、新婚さん？結婚済みの方がこの先必要なんです...
そこまで出てこないと思いますが、突然出してごめんなさい！

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