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<北side>
恋心は命が宿ったように止まることを知らない。
俺は変わらずアイツを見つめていた。
何か機会はないか…なんて思ってもそんなの中々ない。
『なぁ、それ面白いよな?』
『ねぇ、名前は何?』
『普段はどんな仕事してんの?』
掛けられない言葉が募る。
それでも切なさよりも愛しさが勝るのは、
俺がアイツを知らなかったから。
自分勝手に想像してれば、悪い事は考えない。
ある日、席が満席でうろうろしていたアイツ。
俺の前の椅子には俺の荷物…。
これはチャンスかも…って思った。
良かったら…って声をかければ…
いや、でも…
なんてやってたら、
アイツは喫煙席に行って座ってしまった。
この日は空いてない席と自分の意気地の無さに腹を立てた。
次の日からアイツは喫煙席に座るようになった。
禁煙席からアイツは見えずらくなってしまった。
だから俺も喫煙席に座るようになったんだ。
前と同じ窓際の席。
なぁ、窓際は隙間風が寒くね?(笑)
お前を見つめるだけの毎日。
それが俺の幸せで活力だった。
変わらない毎日が3ヶ月ぐらいが経った日。
アイツの手には『君は文字に恋をした』があった。
なぁ、どんな顔をして読む?
何を想う?感じる?
その本、俺も好きなんだ。
お前の意見、感想が知りたいよ。
俺も主人公みたいに思うんだ。
『『 お前の本になりたい。』』
そう強く思うよ。
読み終わったお前の顔が優しくて、でも切なくて、
そんな風に優しく撫でられる本に、俺もなりたい。
見てるだけで幸せなんて嘘だよ。
ねぇ、僕は君が好きです。
本ではなく僕を見てください。
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朱蝶(プロフ) - ふじみつさん» ふじみつさん♪こんにちは(*^^*)繰り返し読んでくださり有難うございます、私にとってとても特別なお話なのでとても嬉しいです(*^^*)今お泊まりですか!まだまだワクワクが沢山待ってますね(*´艸`) (2018年9月22日 18時) (レス) id: fea3ffa764 (このIDを非表示/違反報告)
ふじみつ(プロフ) - こんにちは(〃ω〃) 何度も何度も逢いたくなるこの世界。突然読み返したくなるんです。大好きとしかいいようがありません。今、初めて太輔君のお家にお泊まりしてる所なのに、何だかドバーッと感情が溢れだしました。早くみっ君を幸せにする為に読まなくちゃ! (2018年9月22日 15時) (レス) id: 67a79b765f (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - 斐南さん» 斐南サン♪あはは、コメントの名前見てビックリしちゃいました(笑)今ね、文字とか書き直しもしてますので、もっと読みやすくなると思いますので、また宜しくお願いします(笑) (2016年9月1日 20時) (レス) id: 79dba4bb20 (このIDを非表示/違反報告)
斐南(プロフ) - もう何度も読み返しているのに、何度も何度もここへ来ては同じように感動します。このお話は私の宝物です。本恋を創って下さって本当にありがとうございます! (2016年9月1日 20時) (レス) id: e9c55da7fe (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - \(^o^)/さん» 初めまして、お逢い出来て嬉しいです(*^^*)ノンリアルですが、楽しんで頂けたら嬉しいです(*^^*) (2015年6月2日 19時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年3月23日 19時