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<藤side>
「主任!これで大丈夫ですか!?」
藤 「あ゙?んー駄目…これさこっちに置くようにして」
「しゅにーん!」
藤 「はいはい!!」
『バタバタ…』
「藤ヶ谷くーん!!」
藤 「はいはい!今行きますってっ!!」
突然の注文は毎回こんな感じ。
その店に合った物を選び、
レイアウトまで考えて先方と交渉して、
まぁ今回はお任せって言ってくれたから幾分か楽かな。
なんとか搬送まで済ませ、
デスクでみんなでグッタリしている時だった。
「藤ヶ谷くーん」
藤 「部長、お疲れ様です」
「先方泣いてたよー。まさか2日で仕上げるなんてって」
藤 「良かったです」
「あ、これね差し入れ。みんなで食べて?」
「「「「やったぁ!! 」」」」
藤 「有難うございます。でも、僕はこれで失礼します」
「主任彼女でも待ってるんですか?」
彼女……と言われて浮かんだ顔は宏光だった。
特に意味はない。
だって家で待ってるのが宏光だって分かってるから。
『彼女』…に反応したわけじゃない別に。
藤 「違う違う(笑)友達が家で待ってんの」
「主任珍しいですね、読書じゃないんですか?」
藤 「いや、読書仲間?まぁ家にいるか分からないけどね」
「どーゆー事っすか?」
藤 「約束別にしてないんだ(笑)」
俺はいそいそと帰り支度をした。
藤 「じゃ、お疲れ様」
「「「「お疲れ様でーす」」」」
『バタバタ…』
「約束してないけど家で待ってるって何?」
「さぁ?(笑)」
「でもさ本当に彼女じゃないのかな?」
「すっごい良い笑顔だったよな?」
「うん」
「あ、もしかして女友達?」
「えぇー?だって主任彼女いるよ?」
「上手くいってないって聞いたけど?」
「「「「うーん」」」」
あー終わった終わった。
宏光何してるかな?それよりも居るかな?(笑)
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朱蝶(プロフ) - ふじみつさん» ふじみつさん♪こんにちは(*^^*)繰り返し読んでくださり有難うございます、私にとってとても特別なお話なのでとても嬉しいです(*^^*)今お泊まりですか!まだまだワクワクが沢山待ってますね(*´艸`) (2018年9月22日 18時) (レス) id: fea3ffa764 (このIDを非表示/違反報告)
ふじみつ(プロフ) - こんにちは(〃ω〃) 何度も何度も逢いたくなるこの世界。突然読み返したくなるんです。大好きとしかいいようがありません。今、初めて太輔君のお家にお泊まりしてる所なのに、何だかドバーッと感情が溢れだしました。早くみっ君を幸せにする為に読まなくちゃ! (2018年9月22日 15時) (レス) id: 67a79b765f (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - 斐南さん» 斐南サン♪あはは、コメントの名前見てビックリしちゃいました(笑)今ね、文字とか書き直しもしてますので、もっと読みやすくなると思いますので、また宜しくお願いします(笑) (2016年9月1日 20時) (レス) id: 79dba4bb20 (このIDを非表示/違反報告)
斐南(プロフ) - もう何度も読み返しているのに、何度も何度もここへ来ては同じように感動します。このお話は私の宝物です。本恋を創って下さって本当にありがとうございます! (2016年9月1日 20時) (レス) id: e9c55da7fe (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - \(^o^)/さん» 初めまして、お逢い出来て嬉しいです(*^^*)ノンリアルですが、楽しんで頂けたら嬉しいです(*^^*) (2015年6月2日 19時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年3月23日 19時