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<藤side>
宏光が出てくるまで本を読み待つ。
宏光がa.Mサンの中には沢山謎解きがあるって言うから、
また本を読む楽しみが増えた。
早く宏光出てこないかなぁ〜。
色々宏光の見解が知りたいんだよなぁ。
『コンコン…カチャ…』
藤 「はい?」
北 「出たー」
ドアは開いたのに宏光が入ってこない。
藤 「どした?」
北 「あ、馬鹿本持ってくんなよっ」
入ってこない宏光を迎えにドアまで行ったら怒られた。
北 「俺髪濡れたまんまだからっ」
あぁ、本を気にして…。
やっぱり宏光は本を大事にしてるよな。
俺は机に本を置き宏光の所に戻った。
藤 「ほら、あっちで髪乾かそ?ドライヤー置いといただろ?」
北 「嫌いなんだよ」
藤 「ダメダメ、風邪引くよ?ほら、やってあげるから」
北 「えっ!?いいっいいっ!!///」
藤 「良いから座る」
宏光を無理矢理座らせ、後ろから髪を乾かしてやる。
藤 「この髪色キレイだよね〜」
北 「そうか?」
藤 「うん、それに髪自体もキレイだし。ちゃんと乾かしなよ」
北 「良いんだよっ///」
スルスルと指の間を通り抜けるサラサラの髪。
パーマがかかってるわけじゃないのに、
ふわふわと気持ちが良い。
藤 「ふふ、気持ち良い〜」
北 「……変太輔///」
藤 「なんでよ(笑)」
北 「俺男っ//髪褒められても嬉しくねぇっ//」
藤 「ん?そっか(笑)あ〜気持ち良い気持ち良い(笑)」
北 「だぁぁぁぁっ///もぉ良いよっ//乾いただろっ//」
その後は布団を隣合わせに敷き、
小さいスタンドライトを着けながらまた1冊の本を広げた。
寄せる肩がなんか擽ったかったのは、
宏光のふわふわの髪のせいかな?
なんだか、こういう感じ久しぶりだな…
また彼女の顔がふと浮かんだ。
なんで宏光と居ると彼女の顔がちょくちょく浮かぶんだろ…
そんな事も考えながら、
宏光の話を聞いてるうちに俺はうとうとし始めて、
多分宏光より先に寝てしまった。
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朱蝶(プロフ) - ふじみつさん» ふじみつさん♪こんにちは(*^^*)繰り返し読んでくださり有難うございます、私にとってとても特別なお話なのでとても嬉しいです(*^^*)今お泊まりですか!まだまだワクワクが沢山待ってますね(*´艸`) (2018年9月22日 18時) (レス) id: fea3ffa764 (このIDを非表示/違反報告)
ふじみつ(プロフ) - こんにちは(〃ω〃) 何度も何度も逢いたくなるこの世界。突然読み返したくなるんです。大好きとしかいいようがありません。今、初めて太輔君のお家にお泊まりしてる所なのに、何だかドバーッと感情が溢れだしました。早くみっ君を幸せにする為に読まなくちゃ! (2018年9月22日 15時) (レス) id: 67a79b765f (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - 斐南さん» 斐南サン♪あはは、コメントの名前見てビックリしちゃいました(笑)今ね、文字とか書き直しもしてますので、もっと読みやすくなると思いますので、また宜しくお願いします(笑) (2016年9月1日 20時) (レス) id: 79dba4bb20 (このIDを非表示/違反報告)
斐南(プロフ) - もう何度も読み返しているのに、何度も何度もここへ来ては同じように感動します。このお話は私の宝物です。本恋を創って下さって本当にありがとうございます! (2016年9月1日 20時) (レス) id: e9c55da7fe (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - \(^o^)/さん» 初めまして、お逢い出来て嬉しいです(*^^*)ノンリアルですが、楽しんで頂けたら嬉しいです(*^^*) (2015年6月2日 19時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年3月23日 19時