【 Fisher's 】 おさかなたべたい 、 【 男主攻 】

異常性癖 / You × Nd 1-1 ページ10

男主 分泌物性愛者 - 汗


高校時代のお話



･



ン「 おじゃまむし!! 」



『 っ!? 』



出掛けようとした所に だほが


俺の家に飛び込んで来た。



顔面とユニフォーム土だらけ、

めっちゃニコニコした顔が眼の中に入る。



… そして



俺の大好きな 鼻にかかる汗の匂いだ。


だほが あんね、あんね、と


喋りかけてくるけど俺は


音を立てて唾を飲み込むだけ。


汗を舐めたい衝動に駆られる。



ン「 Aッ!! 聞いてんの? 」



『 あ? ごめん、全然 』



えー、 としょんぼりとした顔を連れて


リビングに入っていった。



… 危なかったな、 もう少しで


首に舌を這わす所だった。


俺は 分泌物性愛者だ。 その事は


誰にも言ってないし、 言えない。


変態、として皆離れていくだろう



冷蔵庫の閉まる音が背後から聞こえる。


常備してあるスポドリでも飲んだのか。



『 聞くよ、 どうした? 』



着ていたパーカーのポケットに手を


突っ込んで だほの元へ向かう。



ン「 県大会出場する!! 」



『 ふぁ!? 』



野球をずっと続けてきた此奴に


とってはやべぇ事だ。


体験入部していた俺も少し心が踊った。


さぞ御両親も喜ぶ事だろう



ン「 ね、シャワー借りていい? 」



襟元をパタパタさせながら問われる。



『 駄目!! 』



お陰様で匂いが部屋に充満する。


俺にとっては褒美でしかないけど。




ン「 なんで 」



『 いやぁ、故障して 』



理由を問われ咄嗟に嘘を吐く



ン「 嘘吐いてるでしょ? 」



何故それが分かった?



ン「 眼右上向いてるし、
ㅤㅤ駄目な理由はなんなの? 」



顰めっ面を近付けてくる。


くそ、鼻の上に垂れる汗と


額に流れる汗の所為で


俺の息が次第に荒くなる


もう、単刀直入に言おう



『 ﾊｧ-ｯ… お前の汗が舐めたいから 』



ン「 はあ!? 」



流石に眼を泳がせる だほ。


蹴球部の汗がした時


自分の手の甲の汗舐めて我慢してた様な…



ン「 …良いよ別に 」



俺の眼を真っ直ぐ見て答える。


その言葉を聞いて即首に飛びついた



ン「 うぇ!? うっ… 」



『 ん、う… は、へへ… 』




至福の時間だ。


こんなの初めてで


興奮で息が人生最大と言っても


過言ではない程荒い


ぬらりと舌を這わす。


やっぱり塩っぱい感じが堪らない



数十分かけて 舐め終わる。


首が唾でぐちゃぐちゃだ…


と、 だほはシャワーを浴びに行った。


… また頼もう。

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