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江「えっと…、」
「すいません、忘れてください」
意外な言葉に返す返事を探していると、すぐそう言い直されてしまった
「寒いです、中入りましょう」
江「あっうん…、てそれさっき俺が言った…」
部屋の中へ入るとそこはなかなかの惨事
ゲームをしてる人もいれば酔いつぶれて寝ている人もいる。
安「俺らそろそろ帰るとするか」
西「泊まりたいところですけど、明日仕事ですしね」
江「お前俺のなんなのw」
みんながわらわらと帰る準備をしだす中、
斉「Aさん、連絡先教えて貰えませんか?…もっとお話したくて」
困り眉で可愛く聞く壮馬。
「構いませんよ」
即オーケーする河野さん。
いやいやいやいやいや、いつから名前で呼んでんの??
あの間でそんなに仲良くなったの?
西「あ、なんか僕もいいですか〜?」
俺も俺も、と周りがどんどん便乗して連絡先を求め始める。
江「(この状況で俺も欲しいなんて言えない!)」
いや、決して欲しいわけではないけれどなんか俺だけ持ってないのも…!!
それになんだか今更感があって言い難い…
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みんなが帰って、散らかったお酒や皿を河野さんと一緒に片付けている
江「関係ないのに何から何までごめんね、断ってくれてもよかったんだよ」
「いえ、大丈夫です」
江「あのさ、…壮馬と仲良いの?」
…は、しまった
ずっと頭の中でぐるぐると考えていた事が口に出てしまった
「いえ、今日初対面でした。いい方でしたよ」
江「そう…、」
この感情がなんなのかはわからないけど、彼女の関心が相馬に行くことが俺はあまり好きではない、みたいだ
江「A、さん」
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Mizuki(プロフ) - いつも楽しませてもらってます!ゆっくりまったり頑張ってください。 (2020年6月22日 7時) (レス) id: fb39e9fce0 (このIDを非表示/違反報告)
エト - 更新頑張ってください。応援してます! (2020年5月16日 13時) (レス) id: c8b462bc3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桐。 | 作成日時:2020年1月7日 2時