浮気１１ ページ11
ASIDE
CY「”Aヌナ”？
お前らいつの間に仲良くなってんの？」
『ちが…っ…
…ごめんチャニョル
ちょっと行ってくるね…』
私は急ぎ足でセフンのところへ向かう
SE「あ、来た来た。」
『どういうつもり？』
強い口調だけど
セフンにしか聞こえないくらいの
小さな声で聞いた。
するとセフンも私にしか
聞こえないくらい小さな声で
SE「たまたま移動教室で通ったんです。
そしたらチャニョリヒョンに抱きしめられてて
困ったようなAヌナを見つけたので
とっさに呼んでみたんです。」
そう話した。
困ってたの、分かったんだ。
SE「あとそれに、
そして次は私の耳元で
SE「…会いたくてたまらなかったので」
こんなことを囁いた。
バッと私はセフンから距離をとった。
SE「あはは、顔真っ赤ですよ(笑)」
そういわれて
私は急いで両手で頬を覆う。
年下のくせに。
私ばっかりドキドキしてる。
それがたまらなく悔しかった。
「セフナ〜！早くして〜
そろそろ行かないと〜
タオ、怒られるのやぁ！」
セフンの友達らしき人が
遠くでそんなことを叫んだ
SE「今行く！
じゃあヌナ…
また明日」
びっくりした。
なにまた明日って、
それって今日はもう会えないってこと？
チャニョルとの会話まで聞いてたの？
チャニョルと帰れってこと？
自分でまた明日、なんて言っておいて
じゃあなんでそんなに
寂しそうな顔するの。
『セフンくんっ』
そう呼ぶと、セフンが
一瞬チャニョルを見て
すぐこちらに視線を戻して言った。
SE「普段は僕のこと呼び捨てなのに
今日は”くん付け”ですか。珍しいですね。」
またも大声でこんなことを言い出した。
言葉が出なかった。
SE「では僕も授業なのでこれで。」
そう言って背中を向けて友達のところへ
走っていくセフン。
ただその背中を
ぼっーと見つめた。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5784人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：て て 。
| 作成日時：2015年10月18日 1時
