バ、バ、バ、バナナジュース ページ13
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「じゃあどうする？このあと一緒に飲む？」
「は？3人で？飲まんわ！！！」
なんやねん！！！
「じゃーね」
「は、もう帰るん？！」
「2軒目探してるとこなの！亮ちゃん行かへんのやろ？ならバイバイやん」
「もーちょい話そうや！！！」
…亮ちゃんってこんなめんどくさい人やったっけ？
少なくとも小学校のときは違ったと思う。
「ほな一緒に飲むか？」
すばるくんの声に、
亮ちゃんはすばるくんを見る。
話したいなら来ればいいのに、
亮ちゃんは首を横に振った。
「明日早いねん」
「じゃあはよ帰った方がええで！おやすみ！」
「ちょっと！！！A！！！」
もう〜〜〜！！！
「じゃあなに、亮ちゃんはどうしたいの」
「…帰る、」
「帰るんかい」
「けど！…まぁいいや、また連絡する」
「はいはい、ほなね〜」
亮ちゃんは恨めしげに
歩き出す私たちを眺めていた。
「むっちゃ好きやねんなぁ、Aのこと」
「は？」
隣の人は訳分からんこと言い出すし
「あ、雨や」
「うそやん！傘もってる？！」
「あるわけないやろ」
ですよねー。
結局雨宿りのために近くの居酒屋で
雨が止むのを待ったけれど
雨は激しくなるばかりだった。
そして仕事に追われて数日後、
亮ちゃんと会う日が来た。
日曜日。
お互いに次の日仕事だからと
早めの集合になった。
会うのはあの日以来だったりする。
連絡もほとんどしてなかったし。
だからどんな反応で来るやろって
ちょっと気になってた、けど
「あ！おはよ！なぁこれ飲んでみて！！！」
亮ちゃんと集合して第一声はそれだった。
「なにそれ」
「バナナジュース！」
「え、なんでバナナジュース？」
「バナナ苦手ちゃうよな？」
「や、好きだけど」
「知ってる。給食でバナナ出たときおかわりジャンケンしてたもんなぁ！」
なんで覚えてんの、そんなこと。
いやそれよりも、なんで急にバナナジュース。
「俺バナナジュース作るの好きやねんか」
「好きやねんかって言われても」
「好きやねん！だから！」
ほれって渡すのは
亮ちゃんが作ったバナナジュースらしい。
飲まんと絶対ヤイヤイ言うやろうし
と思って一口、飲んでみると
「え、うま！！」
「せやろ？！」
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ちっち。(プロフ) - 海辺でサーフィン見て、その後にこんな告白。最高です。 (2019年10月9日 21時) (
レス) id: e0ad5c0d9d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ゆっくりでいいので書き続けてくださると嬉しいです！楽しみにしてます。 (2019年9月8日 13時) (レス) id: e6cd576f98 (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - 書き続けてください！！楽しみにしてます！ (2019年9月8日 11時) (レス) id: 4dd27c5f5a (このIDを非表示/違反報告)
ぱんぐ(プロフ) - 私はこのシリーズが好きなので、最後まで書き続けて欲しいです！ (2019年9月8日 10時) (レス) id: b492ad2b45 (このIDを非表示/違反報告)
なえこ(プロフ) - 無理ないペースで構わないので最後まで下記続けて欲しいです！ (2019年9月8日 2時) (レス) id: 5d7b88d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるまる | 作成日時：2019年6月28日 23時
