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一度目は無だった。
弱い者から死ぬのはどの場所でも当たり前。能力がなければクビにされる、現代社会と同じだ。
吉田｢その弱い人を守るのが、貴方のやることよ。｣
...教えに従い、奴らを守ってやろうと誓った。我の宝具があれば鬼どもは簡単に消え去り、人間は我に何かしら献上した。
それで慢心したのだろう。知らぬうちに、我が助けた民は鬼に殺された。
二度目は、慢心。無より愚かな結果を招いた。
剣士｢ギル、私の継子になりますか？｣
三度目は、もうやめよう。
今度こそ守らなきゃ...
『ギルガメッシュ！もうすぐで目的地だ！』
黒死牟｢...｣
ギルガメッシュ｢...！黒死牟ッ！｣
剣士｢ギル...なの...？｣
ギルガメッシュ｢その手を離せ！！！｣
黒死牟｢...煩い...『月魄災禍』。｣
守らなきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ＿＿＿＿！
ギルガメッシュ｢あああッ...クソッ...クソッ...！今すぐ殺してやる！！！Aだけは！！！我が！！！｣
黒死牟｢帰還せよ...帰還せよ...｣
藤丸｢ガンド！｣
月の刃がすべてを切り裂く。崩壊させていく。
黒死牟｢...決戦を望むのなら...城で待つ。｣
マシュ｢...敵対生命、消失しました。今のは転移魔術の一種かと思われます。｣
珠世｢いいえ、鳴女の能力です。彼女は琵琶を鳴らすことで、対象を無限城に招き入れることが可能なのです。｣
ギルガメッシュ｢...｣
珠世｢ギルガメッシュ、申し訳ありません。彼女を守れなかっただけでなく、炭治郎さんさえも死なせてしまった。...日の呼吸は、完全に途絶えてしまった。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年9月24日 21時
