《名探偵コナン》瞳の中の暗殺者

22話 ページ23

「ありがとうございます」


園子「ボーっとしてたけど大丈夫？」


「はい…。たた、男の人…」


園子「え？男の人？」


蘭「何か思い出したの？」









Aの言葉に蘭が反応した。









「男の人にも同じようにコーラ、貰った気がして…ｹﾎｹﾎ…」


蘭「それ、本当？その男の人、どんな人か思い出せる？」









Aの話を聞き、食い入るように質問する蘭









「えっと…スラっとしてて…同じくらいの年齢かな…？」









顔までは分からない。と言うAだが蘭と園子は確信した









園子「それ、きっと新一くんよ！」


蘭「私もそう思う！！」


「…新一、さん…？ｹﾎｹﾎ…」









3人でそんな話をしながら楽しく過ごす。









そして、高木刑事がトイレに行く為席を外せば









見計らったように忍び寄る怪しい影









「…ｹﾎｹﾎ…ｹﾎｹﾎ…」









蘭、小五郎、園子達も一休みをし出してゆっくりする中、









少し咳き込み出すA









薬を飲もうと鞄に手を掛ければ目の前には着ぐるみがAの前にやって来た









「…え？」









目の前に着ぐるみが現れ、固まっていると少し離れた所から光彦の声









光彦「Aさん、危ない！！」









見回りに行っていた少年探偵団が戻ってきて、光彦が









大きな声を出せば驚いた着ぐるみは逃げ出した









光彦「待て〜！！」









逃げ出す着ぐるみを光彦、元太、歩が追いかける









着ぐるみに向けて放った光彦のブーメランは









見知らぬ男性の鞄に当たり地面に落ちた









そして、着ぐるみが鞄に躓いて転べば元太が唐辛子入り水鉄砲を放ち









動けなくなった所で歩が足に玩具の手錠を取り付けた









しばらくして小五郎と高木刑事が駆け寄り着ぐるみを取れば









着ぐるみの中に居たのは友成 誠 だった









小五郎「お前は…友成 誠…

何を持っている？」









小五郎が見つけたのはナイフ。









そして、高木刑事によって友成 誠は捕まった。









高木「このまま本庁へ連行します」


小五郎「待て、俺も行く」









犯人らしき人が捕まり安堵する。









小五郎「俺が居ない方が思い出しやすいだろ」









小五郎はAを蘭と園子に任せて高木刑事と一緒に本庁へ向かった

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