欲 ページ39
*
「上がらないの？」
昨日は病院でいたせいか疲れて寝ちゃったココをゲージに入れたヌナが
玄関に戻ってきた。
「うん、そうしたいけど、明日はちゃんと仕事しないと干されちゃうから(笑)」
「そっか、そうだよね」
「ヌナ、一人で大丈夫？」
「大丈夫よ」
「ホントに？」
「ホントに」
クスクス笑ってるヌナ。
「なに」
「だって…ドンヘの方が泣きそうなんだもん」
「えーぃ……だって……心配でたまらないよ…」
玄関先で、ヌナがそっと僕の脇に手をいれて背中に巻きつけた。
「ヌナ…？」
「嬉しい…そんなに心配してくれて…」
「ん……」
「でも本当に大丈夫だから」
僕もヌナを抱きしめて手のひらでそっと背中を上下して…
もうすっかり風邪も良くなって、もしもこのままここにいたら
僕はきっと我慢できなくなる…
でももし、ヌナが受け入れてくれるなら……
「ねえ、ヌナ…」
「ん？」
「………」
「なに？」
「んー、やっぱいい。帰るね」
「うん……」
もう一度ぎゅぅって抱き締めてから…
俯くヌナを導いて…ゆっくりと唇を重ねた……
まだ数回、重ねた唇は、もうすっかり僕の形を記憶して
まるでずっと前からこうしてるようで、懐かしさすら感じさせて。
少しだけ、僕は欲を出した。
舌先をすこし、ヌナの唇に押し付けると、ヌナが一瞬緊張して…
だけどそのまま、僕の舌を迎え入れてくれた。
ああ……ヌナの口の中……かわいい←
小さな歯が綺麗に並んで、その裏を舌先でちょろって舐めたら
甘い吐息を漏らして…
ヌナの舌を迎えに行って、絡め取る。何度も何度も………
気持ちいい……
もう、抑えられない…
ヌナは…？
僕の背中に回した手に力が入って……足が…震えてる…？
*
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さくらこ(プロフ) - アインさん» こういう台詞、ドンヘだったら言いそうですよね？とにかく甘いドンヘですからw第3章もよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ﾉ (2013年6月2日 19時) (
レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - chocolat_aさん» チョコちゃんコメントありがとう〜♪続き、一気に更新します！楽しみにしてくれてありがとう！ (2013年6月2日 11時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
chocolat_a(プロフ) - ヤバい！続き、気になるわ！ (2013年6月2日 9時) (レス) id: 6ae4bfc78a (このIDを非表示/違反報告)
とぅぎ子(プロフ) - さくらこさん» 広島とか福岡とかにも来て欲しいですね(;_;) ユノユノチャミチャミ言いながらSJを想う今日この頃ですw イェソンさん生きてる〜??とか← (2013年5月31日 17時) (携帯から) (レス) id: 94d7744cc4 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - なあなシーwでしょ？思いそう、ていうか、言いそうwてか、言わせたいですw (2013年5月31日 10時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2013年5月20日 21時
