【ツイステ】Assassin trip?! 5

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ラギー「あ、そーだ。今日の放課後は
　 マジカルシフト大会に向けての
　 “寮長会議”ッスよ。」




「忘れず出てくださいね」とオレは釘を刺すと


レオナさんは「……チッ、面倒くせぇなぁ……」と

舌打ちしながら頭を「ガシガシッ」と掻いていた



ラギー「“寮長”ってことで
　 一番デカい一人部屋使ってんスから。
　 家賃分はちゃんと仕事してください。」


レオナ「あー、わかったわかった。
　 ふぁ〜……腹が膨れたら眠くなってきた。
　 昼休みが終わったら起こせ。」




レオナさんはあくびをしながらそう言い残した後

もう一度、身体を横にさせて眠ろうとしていた



オレは、レオナさんの目覚まし時計じゃないんスけど……




ラギー「って、もう寝てるし！ったくもぉ〜……」



そして、オレは用事が済んだところで

植物園から出て行こうと出口に向かって歩いている時


ふと、何げなく突然 さっきの食堂での事を思い出した




ラギー「そういえばさっきの狸と1年生たち
　 どっかで見たような…………？」




人間の言葉を話す狸のようなモンスターに


魔法が使えないと言われた唯一の女子生徒……





最近では【その女子生徒は超絶美人】とか


【笑わない無表情な女子生徒】っつー噂が流れてて




レオナさんは特に興味なさそうだったッスけど…



表情は無表情でも、確かにあの顔だけでも


食っていけそーなくらいべっぴんさんだったッスね〜





ラギー「………まぁ、でも」




………残念だったッスね




折角、名門校のナイトレイブンカレッジに呼ばれたのに


魔法が使えないなんて可哀想な子猫ちゃんッス






この世界は、まさしく“ 弱肉強食 ”




あんなか弱そうな見た目の上に“女の子”だなんて


あっちゅう間に食われて生き残れねえッスよ






ラギー「ははっ、なーんて。」




まぁ、オレからしたら、全く関係無いんッスけどね？





side：Ruggie Bucchi(ラギー ブッチ) END

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