PROLOGUE 4 困惑アムネシア! ページ18
私達は鏡の間から図書室へと移動し
色々な世界地図が載っている紙を広げて
他に、地図が載っている本を
読み進めていたが結果は変わらず………
クロウリー「やはり、ない。
世界地図どころか、有史以来どこにも
貴女の出身地の名前は見当たりません。」
こんなにも沢山の本を読んでも
私が住んでいた場所が見当たらないなんて……
クロウリー「貴女、本当にそこから来たんですか?
嘘をついてるんじゃないでしょうね?」
すると、クロウリーさんは私の顔を見て
疑うような声で私に問い掛けてくる
こんな状態で嘘なんかついて何の得があるのやら……
私はクロウリーさんの疑いの言葉にイラッとし
目を細め、少し声のトーンを下げて言う
貴女「……逆に聞きますが嘘ついてる表情に見えます?」
クロウリー「いえ、すみません」←
すると、私の顔を見て本気なのだと気付いて
納得したのかすんなりと謝ってきた
そしてクロウリーさんは顎に手を置いて考え出す
クロウリー「こうなってくると貴女が
何らかのトラブルで別の惑星………………
あるいは_____“ 異世界 ”から
招集された可能性が出てきましたね」
貴女「異世界…………」
考えにくいけど…………
コレが現実なのならあり得る話ではあるかも
此処は私の住んでいた世界とは違って“魔法”が使える
“召喚魔法”などの魔法があればありえなくも無いし…
それに_________此処の月は“丸い”
私の世界の月は7割を破壊して
常時“三日月”の状態になってしまっている
なのにこの世界は月が丸いのだ
つまり、これをまとめてみると
『私はこの世界に何故かトリップしてしまった』
と、いうことだろうか……
クロウリー「貴女、ここへ来る時に
“ 持っていたもの ”などは?
身分証明になるような、魔導車免許証とか
靴の片方とか……見るからに手ぶらですけれど」
そう言われてみれば……
財布もスマホすら持ってない…………
私はポケットの中身に手を突っ込んで探してみても
特に何も入っているものはなかった
貴女「ご覧の通り、手ぶらで何も持っていません」
クロウリー「困りましたねえ。」
そう言ってクロウリーさんは
顎に手を置いたまま目を瞑りながら言う
本当に勘弁なんだけど………………
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cherrycat(プロフ) - 白鳥さん» 白鳥様、プロフィールの細かいところまで見てくださってありがとうございますニャ!!今後のストーリーでより細かい主人公の詳細を書く予定でいるのでまだまだ時間は掛かりますが温かい目で見守っていただけると幸いです。これからもどうぞよろしくお願いいたします! (2022年3月31日 0時) (レス) @page2 id: 2b83034533 (このIDを非表示/違反報告)
白鳥 - 主人公…象もぶっ倒れるガスで倒れん烏間先生より強い?…………え? (2022年3月29日 17時) (レス) @page2 id: 788cb9ebbb (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat(プロフ) - ここさん» ニャ、ニャとッッ!!!!!?ここ様が教えて下さらなかったらずっとこのままでしたっ!細かい所まで見て誤字を教えて下さって助かりました!!本当にありがとうございますニャ!!作品のことも褒めて下さってとても嬉しいです、ありがとうございますニャッ!!(´∀`*) (2021年10月2日 2時) (レス) @page43 id: 2b83034533 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - いきなりすみません!この作品、凄く面白いですね♪あと、ひとつだけ…「ツイステットワンダーランド」ではなく、「ツイステッドワンダーランド」だった気がします…!間違えてたらごめんなさい! (2021年10月1日 17時) (レス) @page43 id: 931356de7e (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat(プロフ) - こはねさん» こはね様コメントを返すのが遅くなってしまって誠に申し訳ありませんニャッ!!m(。≧Д≦。)mそうですね、私も夢主ちゃんとカルマくんと会ってお喋りしてほしいですッ←これからのツイステストーリーを見てどうするかを考えたいと思います!! (2021年9月22日 9時) (レス) id: 2b83034533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cherrycat | 作成日時:2020年3月24日 5時