幸せ充電。 ページ26
『ハッ！マレウス様の気配を察知！！ごめん、お先に失礼するね！』
「って、おい、A！？」
「可愛い顔して、嵐みたいな子だったね〜」
「ああ、本当にな。」
先輩方が苦笑を浮かべるなか、エース達一年生陣は、唖然としていた。
「変わった奴…だな？」
「いきなり走り去って行ったんだけど？
ホント、何だったんだ？アイツ。」
『マレウス様マレウス様マレウス様〜！！』
「A！！うるさいぞ！！！」
『それ、セベクが言っちゃう？』
「セベク。A。ディアソムニアの品位に関わるだろう。もう少し声量を抑えろ。」
『「は〜い！/シルバー！！僕に命令するな！！」』
『マレウス様、今日も美しい！！結婚してください！』
「断る。」
「A！！貴様、若様に何という恥知らずな事を！？」
『ですよね〜。
そうだ、マレウス様っ！！昼食、何になさいますか？ボクが取って来ますよ！』
「必要無い。僕が自分で取る。」
『すみませんでした。自分が食べる物だから、自分で取りたかったですよね。』
「そういう事では…」
「なんじゃ。マレウス達に、Aまで。」
『リリア！！いきなり逆さまで現れると周りの人がびっくりするよ？』
「A！！リリア様とお呼びしろ！！！」
『え〜。リリア、リリア様の方がいい？』
「ふむ…まあ、お主の年齢で言うたら長い付き合いになるからのぉ。今更、じゃな。」
『と、言うことだよ、セベク君〜？』
「そうならそうと先に言え！！リリア様、申し訳ございませんでした！！」
「よいよい。」
『いやあ〜。それにしても、今日もマレウス様に会えた！幸せ！』
その幸せの余韻に浸りながら、ボクは午後の授業を終え、ベットに入った。
(今日見た、ケイト先輩のユニーク魔法…よし。明日…)
『ふわぁぁ。お休みなさい、マレウス様。』
壁にかけたマレウス様の肖像画に向かって話しかけ、長かったボクの一日が終わる。
＿＿＿＿どうか今だけは、シアワセな夢を。
…No sido
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茨の國のぼっち(プロフ) - もちたさん» わあっ！ありがとうございます！そう言ってくれると私も凄く嬉しいし、書くのが楽しくなります！これからも、のんびり更新がんばります！ (2021年1月13日 6時) (
レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
もちた - 凄く面白くて読むのが楽しいです！！！更新頑張ってください！！！ (2021年1月12日 19時) (レス) id: eac30fd62c (このIDを非表示/違反報告)
ねっこ - 茨の國のぼっちさん» やったあああ！楽しみにしてます！！ (2020年10月15日 17時) (レス) id: fe5ea8f0b9 (このIDを非表示/違反報告)
茨の國のぼっち - ねっこさん» うっそぉ！？こんな拙い文章を読んで頂いて、しかも好きだなんて！テスト終わったんで更新頑張ります！ (2020年10月14日 20時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
ねっこ - えっ！？この作品好きすぎてやばいです！！性格も私そっくりだし......(あ)もう更新めっっちゃ頑張ってくださいいいぃぃぃぃ！！！！ (2020年10月9日 16時) (レス) id: fe5ea8f0b9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茨の國のぼっち | 作成日時：2020年10月3日 1時
